2011.05.18 | Comment | Trackback Ping
先日、久しぶりに現代アートの展示会を見に行った際、 そのときは珍しく一人じゃなくて連れがいました。 しかも、アート鑑賞なんてほとんどしたことがなく、 現代アートがさっぱりわからないタイプの人。 そんな人にでも、現代アートは楽しめるはず。 じゃあ、自分はどういうところを楽しんでるんだろう。 そんなことを改めて考えて気がついた、自分なりの「現代アートの楽しみ方のポイント」を ライフハック的にまとめて...
2010.11.20 | Comment | Trackback Ping
「MINAMI WHEEL 2010」行ってきました! 先週の11/12(金)~11/14(日)の開催で、ちょうど真ん中の13(土)に参戦。 このイベント、フェスの「街中ライブハウス版」とでもいうか、 協力してる20カ所以上のライブハウスにいろんなアーティストを呼んで、 1日でハシゴしながらいろんな音と出会う!っていう趣旨のイベント。 調べてみたら1999年からやってて今年で12年目。 僕も大阪...
2010.02.20 | Comment | Trackback Ping
「これ、撮影したカメラは何ですか?」 いつもと違う写真屋さんで、いつもと同じ写真屋さんのつもりで、できあがった写真を引き取ってそのまま帰ろうかと思っていた僕は、そこでの思いがけない言葉にちょっと戸惑った。 え? えーと、そんな大したものじゃないんですけど。ペンタックスの...なんだっけ?イスト?いや、ていうか、だいぶ前のフルオートだし。母親のお下がりだし...。 「古いカメラだと、感度調...
2009.11.12 | Comment | Trackback Ping
ものが溢れている今の時代に、さらにものを作る理由はなんだろう。 何度も何度も問われ続け、もう訊き飽きたはずのその質問は、デザインを志す学生から出てきた。またそういうありきたりの質問をわざわざこんなところで、と学生の青さを鼻で笑ってしまったが、実はそれこそが、今、僕が問わなければいけなかった1番の質問だったことに気づいた。 正直、深澤直人の答えはよくわからなかった。けど、なんでだろう。自分で...
2009.09.29 | Comment | Trackback Ping
ごめん! 正直、「水都大阪」バカにしとった。 人多すぎて中之島沈みそうや。 全国を賑わす大阪の新しいシンボル「巨大アヒルちゃん」を拝みに最終日に訪れてみたら、全く予期せず2日しかない「ラッキードラゴン ファイヤーパフォーマンス」も見れて、なんかちょっとテンションが上がった。...
2009.08.27 | Comment | Trackback Ping
老いること、自分の未来を考えること、被写体が自信の未来に託した想い、ジェンダー、虚構を写すリアルな写真、撮影技術や特殊メイク、そもそもなんでこんな作品が作品として成立してるんかなーとか。思うことはいっぱいあったけど、結局何が一番大きな収穫だったかと言えば、「キレイな写真だなぁ」と思えたことかもしれない。 「写真って、こんなにキレイなんだ」っていう素朴な感動。 普通のフィルムでこんな鮮明な絵...
2009.05.11 | Comment | Trackback Ping
人と触れ合いたくて、でも傷つけられるのが怖くて、それでもずっと独りでいるのは耐えられないから、ただ僕がいまここにいることだけでも気付いてほしい、僕のことを見てほしい。そんな浅はかで身勝手な願望を見透かすように投げかけられる鋭い視線からは、しかし、不安でもなく、怒りでもなく、むしろ哀れみ、いや、柔らかい優しさすら感じる。 「見てるよ。キミは確かにそこにいる。でも、キミはそこを動かない。そこは"...
2008.04.30 | Comment | Trackback Ping
trinitydesign.jp 会社のホームページお問い合せ窓口から1通のメールが舞い込んできた。 「先日サローネの展示会でお邪魔させていただきました。プレスとして撮影させてもらったけど、上手く撮れてなかったので写真お持ちでしたらください」 用件と名前だけの素っ気ない内容のメール。社名は書いてあったけどむしろデジタル家電屋さんとかにヒットするありがちな名称。メールアドレスのドメイン名でホ...
2008.01.01 | Comment | Trackback Ping
3年くらい使ってる粉引の茶碗が、度重なる災難にも絶命することなく、しかし見るに堪えかねる姿を晒し続けていたから、ずっと白いシンプルなお茶碗を探していた。そんな僕の目に、そして今の気分にピタリとはまったのがこの器だった。 装飾性を全く考えてない素朴なつくり、機械量産品にはない手作りのぬくもり。選んだ理由はキリなく挙げられるけど、なにより気に入ったのは、それは「安い」こと。 なんやそら! 関西...
2006.08.13 | Comment | Trackback Ping(1)
白い羽を纏って天使のように羽ばたく電球,ハート型のミラーでハート型の光を描くハート型のシェード.もはや世界中のどこを探しても居並ぶもののいない究極の照明デザイナー,インゴマウラーの作品展がオペラシティで開催されていたので足を運んできました.
2005.11.29 | Comment | Trackback Ping
お相撲さんの街両国へ,ロボットコンテスト全国大会の応援以来の何年ぶりかに降りたって,東口から大通りを一本渡って路地に入って,両国小学校の角から見えた工事中の看板のある「まさかこんな細いところには無いよな...」と思ってしまったくらいの通りの中にある隠れ家的お店.それが「MOSHICA」です. オーナーは元primitive+の羽田武史さん.つまり,OBネタが続きますが,彼もまた工芸学園の卒業...
2005.11.24 | Comments(3) | Trackback Ping
今年は折角なので,木でおしゃれなクリスマスツリーでも作って年末気分を演出しようかなぁと思ってましたが,コレにはやられました.単純で小さいクリスマスツリーが作り出す多様性.こういう一捻りが,単に「買って置いておくだけ」じゃない,触って楽しめる,木ならではの雑貨のあり方なのかなぁと思います. さて,ネットで何気なくブラウジングしてて見つけたんですが,ここの工房「つみ木」さんのオーナー(の一人,上...
2005.10.18 | Comment | Trackback Ping
Luffってご存じでしょうか? まだ極限られたショップでしか展開されてない新進気鋭の木製家具雑貨ブランド.なのですが,実はその正体は,ちょうど僕らの2こ上の先輩達が学生時代に結成した家具デザイングループだったりする訳です. 去年の卒業制作展などでその作品を拝見したり,ここ高山のいくつかのお店などでもその活躍ぶりをチラホラ耳にしたりと,学生時代からのそのアクティブさに大きな憧れを持って,日夜...
2005.09.12 | Comments(2) | Trackback Ping(1)
あえてシャンデリア,ネコ脚,ヴィクトリア調など過装飾の権化のようなエッセンスを投じることで,極限までミニマム化されたモダンなインテリアが,さらに神々しいまでのストイックさを獲得する. 何年か前からこういったシンプル&ゴージャスなインテリアをいろんなところで見かけるようになり,僕も結構惹かれてまして,アンティークとかシャンデリアとか見かける度にチェック入れたりメモしたりリンクしたりしています.だ...
2005.08.16 | Comment | Trackback Ping(1)
松下→フリー→アップルとキャリアを積むデザイナー西堀晋がプロデュースするカフェ.表は高瀬川のせせらぎと鬱蒼とした並木が涼しげな住宅街,裏は鴨川を五条大橋とともに望む絶好なロケーション.誰が発してもかわいらしく上品に聞こえてしまう京都弁で交わされる会話をBGMに,良い素材を贅沢に使った絶品サンドイッチをほうばる.うん,うまい. 僕みたいな貧乏症が直らない人にとって,こういうデザイナーズなお洒落...
2005.02.22 | Comment | Trackback Ping
香ばしいクルミを混ぜ込んだ分厚いタルト生地に,八つ切りくらいの大きなリンゴを大胆に乗せて丸焼きしたようなタルト.添えられたカルヴァトスでソテーしたリンゴと,バニラアイスで,時に香り豊かな酸味,時に冷たい甘さが乗せられます. もちろん自分で作って自分で食うときにここまで気合い入れてデコレーションしたりしないけど,でもしても良いかなぁと思いました.うん美味い. 昔ながらの問屋が並ぶ町並みの中に...
2004.12.20 | Comment | Trackback Ping
青山と神宮前にお店を構える無垢材家具屋さん「ウッドユウライクカンパニー」.個人的には,日本一,あるいは世界一美しいんじゃないかと思っている,しっとりつるつるの驚愕オイルフィニッシュが売りの,オリジナル無垢材家具雑貨専門店です. で,家具や雑貨であってもそれは無垢材,手作り,オイル塗装であり当然かなり値が張るんですが,実は今日,その中でたった1つ,業界に価格破壊を起こしかねない超激安アイテム...
2004.11.09 | Comment | Trackback Ping
国立の駅を降り,巨大な銀杏が並ぶ大きな大学通りをひたすらまっすぐ,一橋大学や住宅街やこじゃれた喫茶店やお菓子屋らしき店を見かけつつ歩くこと15分あまり.そんなものすごくわかりやすいところにあるはずだったのに,やっぱり一瞬,通り過ぎかけました. 案の定,ガラスファサードの左隅にわずかに識別できる文字で「こいずみ道具店」と書いてあること意外,お店らしい雰囲気をほとんど感じさせない佇まい.けど意を決...
2004.10.07 | Comment | Trackback Ping
デザイン業界ていうのはブランド業界に近い領域もあり,たとえば六本木ヒルズに象徴されるように,いわゆる「セレブ」と呼ばれるような人による,セレブのためだけに提供される,提供されるべきものという雰囲気を感じる時がある.もちろんそれは,たとえばヴィトン他のブランドがそのイメージアップのためにセレブを金で集めて催すパーティみたいなのはあって当たり前という意味では肯定的である.けど,まさかそれを,このT...
2004.10.06 | Comment | Trackback Ping
いやー晴れ! 見事に晴れ! と言うわけで,都合1週間分くらい溜めてた洗濯物を一気に片づけ,布団も干して,クリーニングを回収して,落札された秋物スーツを発送して,意気揚々とお台場で開催中のデザイナーズウィークコンテナ展へ出かけてきました. 富士通デザイン.未来のFMVのコンセプトモデルの展示.何はなくともメディアセンターのデザインが最高でした.白木と曲面とヘアラインシルバーの見事なコンビネーショ...
2004.07.14 | Comment | Trackback Ping
――ナイキのビッグオファーを蹴った話が有名ですが. 「簡単なロゴ作成で,数千万ポンドくれるって言うんだぜ? 狂った世界だと思って,即座に断ったよ.」 コイツ,一体ナニモノ?! 上は,STUDIO VOICE 8月号のインタビュー記事からの抜粋.読んだ瞬間,普通に超ショッキング.相田みつをにさえ「あったほうがいいなぁ」と言わしめたその大金を断るなんてバカかコイツ? いや,それより数千万ポン...
2004.04.22 | Comment
『YES オノヨーコ展』 東京都現代美術館 「ジョンレノンとポールマッカートニーとどっちが好き?」という問は,その人の音楽趣向ではなく,その人の芸術全般に対する姿勢を明らかにするものだろう. ポールマッカートニーは,例えばエリッククラプトンのように,ロック史にその名を残すにふさわしい20世紀を代表する偉大なロックミュージシャンの一人である.が,ジョンレノンは既にロックの領域の人間ではない.い...