2011.05.18 | Comment | Trackback Ping
先日、久しぶりに現代アートの展示会を見に行った際、 そのときは珍しく一人じゃなくて連れがいました。 しかも、アート鑑賞なんてほとんどしたことがなく、 現代アートがさっぱりわからないタイプの人。 そんな人にでも、現代アートは楽しめるはず。 じゃあ、自分はどういうところを楽しんでるんだろう。 そんなことを改めて考えて気がついた、自分なりの「現代アートの楽しみ方のポイント」を ライフハック的にまとめて...
2009.11.12 | Comment | Trackback Ping
ものが溢れている今の時代に、さらにものを作る理由はなんだろう。 何度も何度も問われ続け、もう訊き飽きたはずのその質問は、デザインを志す学生から出てきた。またそういうありきたりの質問をわざわざこんなところで、と学生の青さを鼻で笑ってしまったが、実はそれこそが、今、僕が問わなければいけなかった1番の質問だったことに気づいた。 正直、深澤直人の答えはよくわからなかった。けど、なんでだろう。自分で...
2009.08.27 | Comment | Trackback Ping
老いること、自分の未来を考えること、被写体が自信の未来に託した想い、ジェンダー、虚構を写すリアルな写真、撮影技術や特殊メイク、そもそもなんでこんな作品が作品として成立してるんかなーとか。思うことはいっぱいあったけど、結局何が一番大きな収穫だったかと言えば、「キレイな写真だなぁ」と思えたことかもしれない。 「写真って、こんなにキレイなんだ」っていう素朴な感動。 普通のフィルムでこんな鮮明な絵...
2009.05.11 | Comment | Trackback Ping
人と触れ合いたくて、でも傷つけられるのが怖くて、それでもずっと独りでいるのは耐えられないから、ただ僕がいまここにいることだけでも気付いてほしい、僕のことを見てほしい。そんな浅はかで身勝手な願望を見透かすように投げかけられる鋭い視線からは、しかし、不安でもなく、怒りでもなく、むしろ哀れみ、いや、柔らかい優しさすら感じる。 「見てるよ。キミは確かにそこにいる。でも、キミはそこを動かない。そこは"...
2006.08.13 | Comment | Trackback Ping(1)
白い羽を纏って天使のように羽ばたく電球,ハート型のミラーでハート型の光を描くハート型のシェード.もはや世界中のどこを探しても居並ぶもののいない究極の照明デザイナー,インゴマウラーの作品展がオペラシティで開催されていたので足を運んできました.
2004.07.14 | Comment | Trackback Ping
――ナイキのビッグオファーを蹴った話が有名ですが. 「簡単なロゴ作成で,数千万ポンドくれるって言うんだぜ? 狂った世界だと思って,即座に断ったよ.」 コイツ,一体ナニモノ?! 上は,STUDIO VOICE 8月号のインタビュー記事からの抜粋.読んだ瞬間,普通に超ショッキング.相田みつをにさえ「あったほうがいいなぁ」と言わしめたその大金を断るなんてバカかコイツ? いや,それより数千万ポン...
2004.04.22 | Comment
『YES オノヨーコ展』 東京都現代美術館 「ジョンレノンとポールマッカートニーとどっちが好き?」という問は,その人の音楽趣向ではなく,その人の芸術全般に対する姿勢を明らかにするものだろう. ポールマッカートニーは,例えばエリッククラプトンのように,ロック史にその名を残すにふさわしい20世紀を代表する偉大なロックミュージシャンの一人である.が,ジョンレノンは既にロックの領域の人間ではない.い...