AVANT-GARDE

重く 静かに 聴き流す ドラムンベース特集

2006.06.03 | Comment | Trackback Ping

 何故か図書館の雑誌コーナーに置いてあったSTUDIO VOICEを読んでいたら,何となく新譜が欲しくなっていくつか手に入れてきたので,折角なのでご紹介.  ラウンジじゃ軽すぎる.ブレイクビーツじゃ堅すぎる.もっとこう,どっぷりと楽曲の世界に浸透していくことができて,ここではないどこか美しい世界を垣間見ることができるような,そんな音楽が聴きたい.という想いと共に探した音楽です. The Art O...

Good Time Mix

2005.07.23 | Comment | Trackback Pings(2)

 暑い!  さすがの「高原の古都」高山も,日差しがさんさんと照りつける昼下がりに部屋の中で作業してちゃ,どうにもエアコンが点けたくなってきます.いかん,ここはこう,涼しげな音楽でもかけて気分だけでも涼しげに,と思いきや,暑さを楽しむ夏の音楽は数あれど,涼しげな音楽って何? そんな目的で音楽を選んだ記憶は無いと言うことは,ひょっとしてウチにはそんな音楽は無い?  さて,どうしたものかと,とりあえずせ...

ウォータリィトウキョウライス

2004.11.14 | Comment | Trackback Ping

ニンゲンマン 『ウォータリィトウキョウライス』  アジア的なうだるような熱気に満ちたエレクトロニカ.人間離れした女性ボーカルをフィーチャーしたアンビエンス的な優しいメロディを含むも,何故かひたすら重くのしかかってくる精神回路が飛んでそうなアンバランスな曲調,編成,メロディで,脳ミソが軽くステアされちゃうこと請け合いのサウンド.が,単なるぶっ飛び音楽と違って,たぶんこういうのを「音楽性がある」と言う...

REI HARAKAMI / レッドカーブ

2004.09.14 | Comment | Trackback Ping

REI HARAKAMI 『レッドカーブ』  最近「テクノ」が面白いと思う.  いわゆる80年代からのダンス系サウンドから派生して,ジャズやヒップホップやブレイクビーツのクラブサウンドの潮流から逸脱して,純粋に「音楽」,音の楽しさ,あるいはファインアート的な音の美しさを現代美術的に追求している唯一の音楽が,最近の「テクノ」なのだと.  と思っていたら,まさにこのCDのライナーノーツでの解説で,野田...