ミナホで出会った新しいアコースティックな音

2010.11.20  

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MINAMI WHEEL 2010

「MINAMI WHEEL 2010」行ってきました!

先週の11/12(金)~11/14(日)の開催で、ちょうど真ん中の13(土)に参戦。

このイベント、フェスの「街中ライブハウス版」とでもいうか、
協力してる20カ所以上のライブハウスにいろんなアーティストを呼んで、
1日でハシゴしながらいろんな音と出会う!っていう趣旨のイベント。
調べてみたら1999年からやってて今年で12年目

僕も大阪へ来てからずっと気になっていたので、今年こそはと強行参加。

恥を忍ばず宣言しておくと、知ってるアーティストはゼロ
ただ、中にはお目当てのアーティストを追っかけて参加してる人もいたみたいだけど、
このイベントの趣旨は「出会い」だから、
僕みたいに何も知らない人が参加しても、十分楽しめると思ってる。

音楽との出会い。
アーティストとの出会い。
お店との出会い。
新しい発見。

そんなミナホで発見した新しいお気に入りの音楽をいくつか紹介します。

CELL BLOCK CAFE

song sparrow
[OFFICIAL WEB SITE]
[song sparrow 100 @ YOU TUBE]

アコースティックな音がハワイアンやボッサの雰囲気たっぷりの、ゆるカジュアルポップ。
午後に軽くワインでも飲みながら聴いたら気持ちよさそう♪
ギターのキャスさんは、ハワイのウクレレ大会に出場して、
ジェイクシマブクロ氏とも競演したことのある凄腕奏者らしく、
素人が聴いてもそのウクレレの演奏レベルにビックリ。
ウクレレってこんな音するんだ!

南堀江のCELL BLOCKにて。
このハコも、図書館行くときなんかに何度も通っていたけど中に入ったのは初めて。
縦長過ぎで、入り口からは奥のステージはほとんど見えないけど、
逆に入り口付近にでっかいソファが置かれてて、
カフェ使いもできるのがカッコいい。

寺前未来/pas de chat

寺前未来
[OFFICIAL WEB SITE]

最初に歌い始めたその一言めから鳥肌が立った。
女の子らしいかわいい声から、芯のある力強い声、艶っぽい色めいた声まで。
ジャズでもソウルでも軽々と歌ってしまいそうな実力で、
歌い上げるのは日常的な詩。

人生って何だろう 女って何だろう・・・
おっと そんなことばっか考えて歩いてたら
自転車にひかれそうになった

いいなぁ。迷わずCD買ってきちゃった。
後で知ったんだけど、ライブ会場限定販売なんだって。

アメリカ村BIG-STEPのとなり、soup opera classicsにて。
エレキな設備がないらしく、基本的にアコースティックな音しかやらない!
というアメリカ村という場所らしからぬ大人なライブスペース。
(入り口の1Fが原宿みたいなアメリカンカジュアルショップなのでなおさらw)

蜜(木村有里+橋詰遼)
[OFFICIAL WEB SITE]

FUNJ Twiceにて、この日のトリ。
「異色」って何が異色なのかと思ったら、このボーカルの子のテンションが異常w。
舞台の上を独りで踊り廻ったり、観客に曲調と関係ないパフォーマンスを要求したり、舞台を破壊して「お客さんの中で片付けてくれる人募集!」「なんでやねん」みたいな掛け合いもあったりで。(こっちの動画のほうがその雰囲気がわかるかも。)
とにかく見ててむっちゃ楽しい。
もっと観客も一体になって参加したら面白いのに。
僕含めて、始めて見た人が多いからしょうがないけど、
今度はぜひ、追っかけの人が多いワンマンライブとかに行ってみたいな。

実力も音も良い。次世代のエゴ・ラッピンになっていくかも。
そして大きなメディアでこのぶっ飛びパフォーマンスを繰り広げて欲しいなぁ。
超期待。


ミナミのライブハウスなんて、「クラブクワトロ心斎橋」に
かろうじて行ったことがあるくらいほとんど知らなかったんだけど
(しかもここは来年9月で閉店だ......)、
今では逆に「ほとんど大体行ったことあるよ」という
昔からバリバリと遊び歩いていたキャラを演じられるまでに。

ハコの大きさや雰囲気、使い方やアーティストのタイプまでなんとなくわかるので、
「このライブハウスで聴きたいから、
 興味持てそうなアーティストをスケジュールから探す」
みたいな使い方もしてみようかなと思う。

それと、正直、ミナホは、勝手にロックやメタルばかりと思っていたので、
こんなアコースティックなジャズやボッサが聴けたのが意外だった。
そういうイメージで敬遠してる人もいるだろうから、
来年は「アコースティックに楽しむミナホ」と題したガイドツアーでも開こうかな。

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