自分勝手に生きるために必要な努力とは

2011.03.21  

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成毛眞/大人げない大人になれ!
成毛眞/大人げない大人になれ!

自分で言うのもなんだけど、
僕は学生の頃からずっと、
自由奔放に、自分のやりたいように生きてきた。

仕事とプライベートの境界をもたず、
好きなことをそのまま仕事にして、
その興味が変われば仕事も変わる。
住むところだって変わっちゃう。

今までいろんなところでいろんなことをやってきたけど、
その岐路のどこでも、誰かに何かを強要されたことはなく、
全部自分の意志で決めてきた。

ただ、それは、今になって思い返せば、
周りの人がきちんと支えてくれていたからできたことで、
そんな僕はすごく恵まれていたってことなんだ。

だから僕は、30歳という人生の節目を迎えるときに、
これからの人生は、
自分のためじゃなくて、
自分の周りの人たちのために使おう、と決めた。


というとカッコいいような気になってくるけど、
それは結局周りの人の顔色をうかがって、空気を読んで、
自分を抑えて、同調させていくことに他ならない。
もちろん空気を読んで同調する能力はそれなりに役立ってるけど、
「ところで結局自分って何がしたいんだ?」
という疑問に戻ってきてしまった。

戻ってきたところで、改めてこの本に教えてもらった。

別にいいんだ。
自分の好きなように生きれば。


著者の成毛眞氏は、
まともに就職活動なんてしたことないし、
会社のルールなんて守ったためしがないと豪語する。
勤務態度も最悪で半分遊んでたりするし
ゲームするために会社に出なかったりもする。
今も、子供の頃からずっと好きだった趣味を続け、
その時間を大切にしている。
自由奔放で、次々と新しい遊びを見つけては、
周りの人を巻き込んでいく。

絵に描いたような「大人げない」大人。

そんな大人げない生き方でうまく行くのは
やっぱり成毛眞氏が十分に特別な存在だったからだと思う。
というより、そうやって生きてうまく行くために、
(本人がそう思っているかどうかはともかく)
並々ならぬ努力をしてきたんだと思う。

それに比べれば、僕は自分勝手さではいい勝負でも、
努力は足下にも及ばない。
これじゃうまくいかないに決まってる。

だから、これからもっと自分勝手に、自由に、
大人げなく生きていくために、
もっともっとそのための努力をしようと思う。

自分の考えを主張する。
その上で、考えの違う人の考え方を受け入れる。
そのためには、
自分と違う考え方を突き詰めた結果である「本」をたくさん読む。

自分の興味に関係なく手当たり次第に、と成毛氏は言うけど、
少なくとも自分が興味を覚えた本からでも
1冊でも多く本を読み、アイデアの種を蒔こうと思う。

人との出会い、本との出会いは人生を変える。

僕の人生もまだまだ大きく変わると思う。

いい出会いに感謝しながら。

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