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    <title>「伝えたい」デザイン KENZWEB 4.0 DESIGN PORTFOLIO</title>
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    <updated>2010-03-03T05:22:54Z</updated>
    
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    <title>サマンサタバサが世界ブランドを作る - BLOG</title>
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    <published>2010-03-03T05:05:22Z</published>
    <updated>2010-03-03T05:22:54Z</updated>

    <summary> サマンサタバサ 世界ブランドを作る 　ブランドや製品を知ってもらう。 　欲しい、買いたいと思ってもらう。 　前職で広報をやっていたにも関わらず、今まで広告の役割はこの程度だと思っていた。けど、サマンサタバサが、ヒルトン姉妹やビヨンセ、エビちゃんをキャラクターに起用する理由はそんなことじゃない。 　買ってもらったブランドがどれだけすごいブランドか 買ってない人に知ってもらう 　買ってもらったブラン...</summary>
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        <![CDATA[<table class="img_center"><tr><td><img alt="サマンサタバサ 世界ブランドを作る" src="http://www.k-en.net/photo/1000303.jpg" width="540" height="270" border="0"/></tr></td>
<tr><td>サマンサタバサ 世界ブランドを作る</td></tr></table>

<p>　ブランドや製品を知ってもらう。<br />
　欲しい、買いたいと思ってもらう。</p>

<p>　前職で広報をやっていたにも関わらず、今まで広告の役割はこの程度だと思っていた。けど、サマンサタバサが、ヒルトン姉妹やビヨンセ、エビちゃんをキャラクターに起用する理由はそんなことじゃない。</p>

<p>　<strong>買ってもらったブランドがどれだけすごいブランドか 買ってない人に知ってもらう</strong><br />
　<strong>買ってもらったブランドがもっとカッコいいブランドになるようにイメージアップする</strong></p>

<p>　他人から褒められて嬉しくない人間はいないから、やっぱり良いものを買って使っていたら「いいものを使ってるね」とか「そんないいもの買えるなんてすごいね」と言われて、喜ばない人はいない。<br />
　いくら、「自分が使うものだから自分さえ満足すればいい」と思っている人でも、他人からそれを褒められたときの満足感は、確実に、自分が使ってる満足感に上乗せされる。<br />
　「製品の価値は、使ってる人の満足感に等しい」と考えられる今の時代、「人から褒められる」という満足度が得られる製品は、そうでない製品よりも確実に価値が高く、高い価格でも売れるはず。</p>]]>
        <![CDATA[<table class="img_center"><tr><td><img alt="サマンサタバサ 世界ブランドを作る" src="http://www.k-en.net/photo/100303.jpg" width="540" height="270" border="0"/></tr></td>
<tr><td>サマンサタバサ 世界ブランドを作る</td></tr></table>

<p>　ブランドや製品を知ってもらう。<br />
　欲しい、買いたいと思ってもらう。</p>

<p>　前職で広報をやっていたにも関わらず、今まで広告の役割はこの程度だと思っていた。けど、サマンサタバサが、ヒルトン姉妹やビヨンセ、エビちゃんをキャラクターに起用する理由はそんなことじゃない。</p>

<p>　<strong>買ってもらったブランドがどれだけすごいブランドか 買ってない人に知ってもらう</strong><br />
　<strong>買ってもらったブランドがもっとカッコいいブランドになるようにイメージアップする</strong></p>

<p>　他人から褒められて嬉しくない人間はいないから、やっぱり良いものを買って使っていたら「いいものを使ってるね」とか「そんないいもの買えるなんてすごいね」と言われて、喜ばない人はいない。<br />
　いくら、「自分が使うものだから自分さえ満足すればいい」と思っている人でも、他人からそれを褒められたときの満足感は、確実に、自分が使ってる満足感に上乗せされる。<br />
　「製品の価値は、使ってる人の満足感に等しい」と考えられる今の時代、<strong>「人から褒められる」という満足度が得られる製品は、そうでない製品よりも確実に価値が高く、高い価格でも売れる</strong>はず。※</p>

<p>　サマンサタバサがすごいのは、それをいろいろと計算してやっているというよりも、単純に「ビヨンセが宣伝してるなんてカッコいいよね」とか「エビちゃんがかわいいって言ってくれたら嬉しいよね」みたいに<strong>感覚的に理想イメージを決めて、それを本気で実現しちゃっている</strong>ところ。<br />
　そして、そのイメージアップの目的が、知らない人に製品を買ってもらうためじゃなく、製品を買ってくれた人に対して、もっと満足してもらうためのプレゼントになっていること。</p>

<p>　名前をつけただけじゃブランドにはならない。良いものを作ってるだけでもブランドにはならない。良いイメージを流布するだけでもブランドにはならないが、それはブランドを成立させるためにもっとも重要な要素だと思う。<br />
　いくら良いものを買っても、多くの人がそれを知らなくて褒めてくれないようなものは、やっぱりちょっとだけ残念な気持ちになってしまう。</p>

<p>　ブランドを知ってもらうこと、ブランドの良さをわかってもらうことは、製品を買ってもらうためだけじゃない、<strong>買えない人にも、買った人のすごさをわかってもらうこと</strong>も同じくらい大切なのかもしれない。</p>

<p class="footnote">※5万円の椅子は高くて買えないけど、5万円のジャケットは頑張ってでも買う。特に20代までの若い人が、インテリアよりも断然ファッションにお金をかける理由が、まさにそこにある。ファッションは常に多くの人に見られて評価されるけど、インテリアをみてもらう機会なんてほとんど無いから。自己満足だけのものの価値は低い。</p>

<p>　この本、ネットショップに関してもすごく示唆に富んだヒントをくれていて、今は実店舗は「買い物をする」という楽しみを提供するレジャーで、ネットショップは便利さを提供しているが、便利さは安さの追求になってしまい付加価値を生まない、今後は<strong>ネットショップでも「レジャー」を与えられるかどうかがキーになってくる</strong>、と。<br />
　これはきっと、今後の僕の本職に関わってくることだと思うので、ひとまず心にとめて、また別の機会に考えたいと思います。</p>]]>
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    <title>携帯灰皿のコピー - WORK</title>
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    <published>2010-02-21T03:29:29Z</published>
    <updated>2010-02-21T04:06:25Z</updated>

    <summary>家具屋が、何で「携帯灰皿？」 全く関係ないから、訳がわからない。わからないものを、人は記憶しない。 たとえそれが社長の思いつきだったとしても、その思いついた理由をきちんと掘り下げてみたら、意図がキチンと結びつく、だけじゃない、もっと面白くてインパクトのある広告が作れることもある。 全く関係ないからこそ、その唐突な結びつきが面白い。 面白ければ、話のネタにしたくなる。 広告は伝わればいい。けど、伝わ...</summary>
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        <![CDATA[<p>家具屋が、何で「携帯灰皿？」</p>

<p>全く関係ないから、訳がわからない。わからないものを、人は記憶しない。<br />
たとえそれが社長の思いつきだったとしても、その思いついた理由をきちんと掘り下げてみたら、意図がキチンと結びつく、だけじゃない、もっと面白くてインパクトのある広告が作れることもある。</p>

<p><img alt="携帯灰皿のコピー" src="/photo/100221_body.gif" width="540" height="383"  class="img_center" /></p>

<p>全く関係ないからこそ、その唐突な結びつきが面白い。</p>

<p>面白ければ、話のネタにしたくなる。</p>

<p>広告は伝わればいい。けど、伝わらなかったら何を言っても意味がない。</p>

<p>「伝えたいこと」と「伝えかた」は違う、というのは広告業界では当たり前の話だ。</p>

<p>なんて言うと、真正面から「好きだ！」という告白が一番ダイレクトに伝わる、という話とは相容れないような気がするけど、伝えたいことは本当に「好きだ」ということだけ？伝われば、それで良いの？と考えていくと、やっぱり伝えたいことと伝え方は違うのかも。</p>]]>
        
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    <title>mogu camera - BLOG</title>
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    <published>2010-02-20T13:53:00Z</published>
    <updated>2010-02-21T02:52:46Z</updated>

    <summary> 　「これ、撮影したカメラは何ですか？」 　いつもと違う写真屋さんで、いつもと同じ写真屋さんのつもりで、できあがった写真を引き取ってそのまま帰ろうかと思っていた僕は、そこでの思いがけない言葉にちょっと戸惑った。 　え？ えーと、そんな大したものじゃないんですけど。ペンタックスの...なんだっけ？イスト？いや、ていうか、だいぶ前のフルオートだし。母親のお下がりだし...。 　「古いカメラだと、感度調...</summary>
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        <![CDATA[<p><img alt="mogu camera" src="http://www.k-en.net/photo/100220a.jpg" width="540" height="270" border="0" class="center"/></p>

<p>　「これ、撮影したカメラは何ですか？」</p>

<p>　いつもと違う写真屋さんで、いつもと同じ写真屋さんのつもりで、できあがった写真を引き取ってそのまま帰ろうかと思っていた僕は、そこでの思いがけない言葉にちょっと戸惑った。<br />
　え？ えーと、そんな大したものじゃないんですけど。ペンタックスの...なんだっけ？イスト？いや、ていうか、だいぶ前のフルオートだし。母親のお下がりだし...。</p>

<p>　「古いカメラだと、感度調整がずれちゃってることがあるんです。ほら。逆光の時だけ露光が足りなくて暗く潰れちゃってるんですよ。今度は逆光の時は、露出を1つか2つ上げてみてください。」</p>

<hr />

<p><img alt="FUJIFILM Natura1600" src="http://www.k-en.net/photo/100220.jpg" width="540" height="270" border="0" class="center"/></p>

<p>　実はこのとき現像に出したフィルム、ちょっと遠出したときに出先で探したんだけど、<strong>手に入れるのにずいぶん苦労した</strong>。</p>

<p>　コンビニにあるのは普通グレードのが1種類だけ。しかもちょっと高い。<br />
　もうちょっと品揃えが...と思ったのが運の尽き、ドラッグストアには使い捨てカメラはあるけどフィルムはない。ヤマダ電機に行ってみたけどデジタルカメラしかない。諦めかけたとき、たまたま視界に入ったカメラのキタムラでようやく見つけた。</p>

<p>　もともと、今になってもまだアナログの一眼を使っていることに特別な思い入れはないから、この1件はさすがにちょっと参った。<br />
　もうフィルムを使う人なんて、本当にいないんだな、と思った。</p>

<p>　そして帰ってネットで調べてみたら、同じタムロンのレンズが使えるペンタックスのデジタル一眼が、型落ちだけど5万円出せば十分買えることを知ってしまった。</p>

<p>　だから、<strong>このフィルムがアナログ最後になるだろうな、と思ってた</strong>。</p>

<hr />

<p>　けど......。なんだろう......。</p>

<p>　<strong>アナログやめるってことは、ここにはもう来ないってこと？</strong></p>

<p>　今まで、現像するなんて、機械と同じだと思ってた。<br />
　お金払ったらフィルムがプリントされて帰ってくる。それだけのもの。</p>

<p>　それだけのものだったら、高いお金を払って現像しないと写真にならないアナログを続けるくらいならデジカメの方がどう考えても割安だ。（フィルム500円。現像1400円。CDR焼込500円で、トータル2400円／24枚。メモリカード1回分500枚撮ったらデジタル一眼本体が買えちゃう。）</p>

<p>　けど、<strong>今日ここに来て、一言二言交わした会話だけで、そのコストに見合う価値が得られたような気がした</strong>。</p>

<p>　決してその会話そのものの価値は大したものじゃないかもしれない。でも、その会話が交わされた一番の理由は、その人が、ホントに写真やカメラが好きだから、だと思う。この人、ホントにカメラが好きなんだなって思った。</p>

<p>　こんなにも好きな人がいるアナログカメラを、やめてしまうのは......もったいない！</p>

<p>　カメラを趣味でやる理由って何だ？ って考えると、突き詰めてみれば、同じようにカメラや写真が好きな人と交流して、情報交換したり、スキルを高め合ったり、楽しい時間を共有したいってことじゃないの？ ここにはそのすべてが得られるキッカケが、いっぱい詰まっているように感じた。</p>

<p>　アナログカメラは、いずれ一部の趣味人だけのものになるかもしれない。フィルムを売ったり現像するためのカメラ屋さんなんて無くなってしまうかもしれない。けど、mogu cameraは、それでも最後までずっと残っていく「カメラ屋さん」だと思う。</p>

<p>　mogu cameraが現像してくれる限り、アナログカメラも続けていこうかな、と思った。</p>

<hr />

<p>　P.S.<br />
　　「ちなみにここはどちらでお知りになりました？」と聞かれたので、<br />
　　カメラやってる友達が奨めてくれて...<br />
　　「うちの生徒さん？」<br />
　　いや違うと思いますよ、たぶん何回か現像には来てると思いますけど...<br />
　　「お名前は？」　「あぁ、あのかた！ 確かに、6月くらいに1回いらっしゃいましたよ」</p>

<p>　って！！ なんで<strong>半年以上前に1回来ただけの人の顔と名前を覚えてる</strong>んですか！ ちょっとビックリだ！</p>

<p>　というのと、......なんや、1回しか来とらへんのやないか...（￣ー￣</p>

<hr />

<table class="img_center"><tr><td><img alt="" src="http://www.k-en.net/photo/100220b.jpg" width="540" height="370" border="0"/></tr></td>
<tr><td>石見ネコ（PENTAX *ist + Natura1600）</td></tr></table>

<table class="img_center"><tr><td><img alt="" src="http://www.k-en.net/photo/100220c.jpg" width="460" height="315" border="0"/></tr></td>
<tr><td>同じ主題のコンデジの絵。ネコもコンデジなんか興味無しですか？！ ピント、背景に合ってるし......</td></tr></table>

<p>　そのカメラを持っていったのは、松江、出雲、石見銀山、山陰島根フルコース一泊旅行。</p>

<p>　草食系で、車に興味がない若者、という流行の最先端を地でいっている僕だけど、頑張ってレンタカーして久方ぶりに長距離ドライブしてきました。</p>

<p>　車は興味がないんじゃなくて、買えないだけなんだよ。　<br />
　って、こうして車が大活躍してくれると痛感する。 </p>

<p>　エコカー減税するよりも、もっと気軽にレンタカーできる政策を考えた方が良いんじゃないかな、と思った。</p>

<table class="img_center"><tr><td><img alt="" src="http://www.k-en.net/photo/100220d.jpg" width="540" height="370" border="0"/></tr></td>
<tr><td>夕焼けの中の マツダ アクセラ スポーツセダン （PENTAX *ist + Natura1600）</td></tr></table>

<table class="img_center"><tr><td><img alt="" src="http://www.k-en.net/photo/100220e.jpg" width="540" height="370" border="0"/></tr></td>
<tr><td>出雲大社の絵馬<br />人の願いや想いがいっぱいだから、絵馬を見るのが好きだったりする</td></tr></table>

<hr />

<p>　<strong>↓ レイティングを導入してみました。</strong></p>

<p>　<a href="http://weblogs.trancedive.com/index.html" target="_blank">和田憲幸</a>っていう、ちょっと変な人が作った超便利システムです。<br />
　点数にかかわらず、励みになるので、気軽にポチッと投票してみてください！</p>]]>
        
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    <title>北欧の無銘プレート - BLOG</title>
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    <published>2010-02-03T09:11:00Z</published>
    <updated>2010-02-04T11:12:09Z</updated>

    <summary> 北欧アンティークプレート ¥1,680/pcs @ Antikaとモダン 　冷やかしのつもりでぷらりと立ち寄った、Antikaとモダン ハービス店で出会って一目惚れ。そのまま連れて帰ってきてしまったプレート。別にこれといってなんてことはないプレートだけど、そのなんてこと無いところに惹かれてしまう。 　デンマーク産だからっていうひいき目はあるけど、中古品で、ちょっと傷になってるのがかわいい程度に美...</summary>
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        <name>K-EN</name>
        
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        <![CDATA[<table class="img_center"><tr><td><img alt="北欧アンティークプレート" src="http://www.k-en.net/photo/100203.jpg" width="540" height="270" border="0"/></tr></td>
<tr><td>北欧アンティークプレート<br/>
¥1,680/pcs @ <a href="http://www.antika.jp/" target="_blank">Antikaとモダン</a></td></tr></table>

<p>　冷やかしのつもりでぷらりと立ち寄った、Antikaとモダン ハービス店で出会って一目惚れ。そのまま連れて帰ってきてしまったプレート。別にこれといってなんてことはないプレートだけど、そのなんてこと無いところに惹かれてしまう。<br />
　デンマーク産だからっていうひいき目はあるけど、中古品で、ちょっと傷になってるのがかわいい程度に美品で、この量産品なのに揃ってない微妙な表情で、それで「ノーブランドだから」という理由でお手頃な値段で追いやられているのを見ると、かわいそうで連れて帰らなきゃ行けない気になってくる。<br />
　もしかしたら、捨て猫に出会ったら無視して帰ることのできないタイプなのかもしれない。今まで捨て猫に出会ってないのは幸いかも......。<br />
</p>]]>
        <![CDATA[<table class="img_center"><tr><td><img alt="北欧アンティークプレート" src="http://www.k-en.net/photo/100203.jpg" width="540" height="270" border="0"/></tr></td>
<tr><td>北欧アンティークプレート<br/>
¥1,680/pcs @ <a href="http://www.antika.jp/" target="_blank">Antikaとモダン</a></td></tr></table>

<p>　冷やかしのつもりでぷらりと立ち寄った、<a href="http://www.antika.jp/" target="_blank">Antikaとモダン ハービス店</a>で出会って一目惚れ。そのまま連れて帰ってきてしまったプレート。<br />
　中皿を買ったのは久しぶりだけど、これで<strong>6枚目</strong>（いつもペアで買うので2枚ずつ3種類）。うちは独身男性の一人暮らしとは思えないくらい器が多いらしい（笑）。しかも手持ちの2種類の中間くらいのつもりで買ったけど、大きい方と同じサイズ、縁が小さいのでむしろ一番大きいお皿として活躍してる程度に、うちの買い物には計画性がありません......。</p>

<p>　別にこれといってなんてことはないプレートだけど、そのなんてこと無いところがいいんですよね。<br />
　デンマーク産だからっていうひいき目はあるけど、中古品で、ちょっと傷になってるのがかわいい程度に美品として残ってるのも前の持ち主が大切にしてたのが伝わるし、この量産品なのに色柄が揃ってない微妙な表情で、それで「ノーブランドだから」という理由でお手頃な値段で追いやられているのを見ると、かわいそうで連れて帰らなきゃ行けない気になってしまします。<br />
　もしかしたら、捨て猫に出会ったら無視して帰ることのできないタイプなのかも。今まで捨て猫に出会ってないのは幸いか......。</p>

<p>　アンティークは一期一会で、これだ！と思ったときに手に入れなければ次はない。だから常にどんなものが欲しいかアンテナを張って、出会ったときにはすぐ手に入れられるよう準備しとかないといけない。求めなければ出会いのチャンスは素通りしてしまうし、チャンスが訪れたらそれを逃さないように捕まえないといけない。まさに<strong>人と人の出会い</strong>のように。そんな出会いで自分の生活を作っていくのが、アンティーク集めの面白いところかなぁと思います。</p>

<p><img alt="ビーフシチュー" src="http://www.k-en.net/photo/100203a.jpg" width="270" height="270" border="0" class="img_left" /></p>

<p>　そんなお皿に載っかったベストご飯がこちら。奮発した<strong>国産黒毛和牛のバラ肉</strong>をさっぱりソースで煮込んだビーフシチュー。さらさらだから、シチューというよりスープに近いけど。</p>

<p>　レシピは「<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4418011471?ie=UTF8&tag=kenzweb-22&linkCode=as2&camp=247&creative=7399&creativeASIN=4418011471">ビストロ仕立てのスープと煮込み</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=kenzweb-22&l=as2&o=9&a=4418011471" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />」。無添加だけどあまり特別な材料を使わない。シンプルな素材をシンプルな方法で作る本格煮込み料理がいっぱいで、一見簡単そうなのにやってみるとなかなかうまくいかないところも気に入っている一冊です。</p>

<p>　最近は幸いにも時間がいっぱいあるので、こんなスローな生活を取り戻しつつあるけど、よく考えたら学校に行ってたときはまるっと2年は働いてなかったわけだから、たかだか1ヶ月働いてないだけで焦る必要はないのかな、と思い始めた今からが、もしかしたら本格的スローの始まりかなーと思いながら、新しい生活の準備中です。</p>]]>
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    <title>カールじいさんの空飛ぶ家 - BLOG</title>
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    <published>2010-01-30T06:16:07Z</published>
    <updated>2010-02-04T02:17:53Z</updated>

    <summary>　正直、バカにしてた。 　予告を見た時点で、なんでよりによって主人公が「じいさん」なんだ、と。 　オモチャやロボットはCGで表現しやすいから、海や動物はCG表現への新しい挑戦があるからっていう技術的な面もあるけど、子供向きアニメとしても、意外と多い大人のファン向けにしても、どの層ともかぶらない「じいさん」でどんな話になるのか、良いとこ、ガンコじいさんが子供と絡んでいい人になっていく話なのかな、程度...</summary>
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        <![CDATA[<p>　正直、バカにしてた。</p>

<p>　予告を見た時点で、なんでよりによって主人公が「じいさん」なんだ、と。<br />
　オモチャやロボットはCGで表現しやすいから、海や動物はCG表現への新しい挑戦があるからっていう技術的な面もあるけど、子供向きアニメとしても、意外と多い大人のファン向けにしても、どの層ともかぶらない「じいさん」でどんな話になるのか、良いとこ、ガンコじいさんが子供と絡んでいい人になっていく話なのかな、程度に思ってて、あまり期待してなかった。<br />
　だから観に行くのもこんなに遅くなった。</p>

<p>　けどね、ホントに、ごめんなさい。<br />
　まさかこんなにいい話だとは思わなかった。<br />
　ハンカチを忘れてきたことを後悔しまくりの103分。開始10分から涙なしでは見れないエピソード。予告やチラシからは予測不可能なまさかのストーリー展開。じいさんが繰り広げる大冒険活劇。ロングランも納得の満足度。</p>

<p>　さすがにそろそろやってる劇場も少なくなってきたので、まだ観てない人はDVD出たらすぐゲットして観てください。絶対後悔させませんヨ。</p>]]>
        <![CDATA[<p><img alt="DISNEY&PIXER カールじいさんの空飛ぶ家" src="http://www.k-en.net/photo/100130.jpg" width="540" height="270" border="0" class="img_center"/></p>

<p>　正直、バカにしてた。</p>

<p>　予告を見た時点で、なんでよりによって主人公が「じいさん」なんだ、と。<br />
　オモチャやロボットはCGで表現しやすいから、海や動物はCG表現への新しい挑戦があるからっていう技術的な面もあるけど、子供向きアニメとしても、意外と多い大人のファン向けにしても、どの層ともかぶらない「じいさん」でどんな話になるのか、良いとこ、ガンコじいさんが子供と絡んでいい人になっていく話なのかな、程度に思ってて、あまり期待してなかった。<br />
　だから観に行くのもこんなに遅くなった。</p>

<p>　けどね、ホントに、ごめんなさい。<br />
　まさかこんなにいい話だとは思わなかった。<br />
　<strong>ハンカチを忘れてきたことを後悔しまくり</strong>の103分。開始10分から涙なしでは見れないエピソード。予告やチラシからは予測不可能なまさかのストーリー展開。じいさんが繰り広げる大冒険活劇。ロングランも納得の満足度。</p>

<p>　さすがにそろそろやってる劇場も少なくなってきたので、まだ観てない人はDVD出たらすぐゲットして観てください。絶対後悔させませんヨ。</p>

<hr/>

<p>　このじいさん、幼い頃から冒険大好き（のおとなしい子）で、同じく冒険大好き（でおてんば）な子と出会って結婚して生涯をともにして先立たれてしまう。出会ったときに交わした「パラダイスに家を建てて住む」という二人の夢も叶えぬまま。だから今、それを実現させるために、パラダイスに向けて家とともに旅立つという話。</p>

<p>　長い間にいろんなことがあった人生を10分くらいに圧縮して、それを全部背負って活躍するカールじいさんの一挙手一投足がまた重い。<br />
　<strong>夢とか、愛とか</strong>。<br />
　それも子供の頃、青年、大人になって、年老いて、<strong>それぞれのステージで変わる意味や価値を全部含んでるから深い</strong>。たぶん、見るほどに、年を追うたびに深みの出てくる話だと思う。感動しないわけがない。</p>

<p>　ちょっとネタバレになってしまうけど、その中でも特に、僕が、今思い出しても涙しちゃったくらいグッときたシーンは、二人の夢の地にたどり着いたとき。苦労して夢を叶えて、そこに何があったのか？ じいさんは何かを得たのか？</p>

<p>　「夢」というのは、その「目的」と「手段」はきっと全く別のものなんだと思う。</p>

<p>　「夢」というとふつう「目的」のことだけ語られる。その「目的」を果たせばきっと幸せになれるだろうと確信して「手段」が多少つらくても頑張るのが「夢を叶える」ことだと言われる。<br />
　けど、「目的」が見えて無くても「手段」を存分に楽しめれば、本人にとって幸せが得られるんだから、それも「夢を叶える」ことと同じと思って良いんじゃないかな。そうして「手段」を楽しんでるうちに何か成果が出てきて、それで喜びが得られたりすると、次第に「目的」がなんなのかわかってくるだろうし。</p>

<p>　だから、「目的」がはっきりしないと「夢」とはいえないような気になるけど、それも気に病む必要はなくて、自分が好きなこと、楽しい、幸せだと思えることを追求したら良いと思う。</p>

<p>　大切なのは、<strong>自分が幸せになる</strong>こと。</p>

<p>　何をしたら自分が幸せなのか考え、追求し、そして世界や自分の環境が変わったときには改めて周りを見つめ直し、誰のために何をするのが自分の幸せなのか考え直す柔軟さを失わないこと。</p>

<p>　そしたらきっと、カールじいさんのように、また新しい幸せが見つけられるんじゃないかと思う。</p>

<hr/>

<p>　見ればわかるので告知しないままだったけど、WEBのデザインをリニューアルしました。<br />
　きっと僕の人生のステージが変わったってことなんだと思う。<br />
　新しい幸せを作り上げていこう。</p>]]>
    </content>
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    <title>THE OUTLINE 深澤直人×藤井保 - BLOG</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.k-en.net/blog/archives/20091112.html" />
    <id>tag:www.k-en.net,2009:/blog//2.315</id>

    <published>2009-11-12T12:15:00Z</published>
    <updated>2010-02-03T06:00:16Z</updated>

    <summary> 　ものが溢れている今の時代に、さらにものを作る理由はなんだろう。 　何度も何度も問われ続け、もう訊き飽きたはずのその質問は、デザインを志す学生から出てきた。またそういうありきたりの質問をわざわざこんなところで、と学生の青さを鼻で笑ってしまったが、実はそれこそが、今、僕が問わなければいけなかった1番の質問だったことに気づいた。 　正直、深澤直人の答えはよくわからなかった。けど、なんでだろう。自分で...</summary>
    <author>
        <name>K-EN</name>
        
    </author>
    
        <category term="ART" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="COLUMN" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="DESIGN SOURCE" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="MUSIUM/GALLARY" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="21_21designsite" label="21_21 Design Site" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="bbitalia" label="B&amp;B ITALIA" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="magis" label="MAGIS" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="theoutline" label="THE OUTLINE" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="ものを作る理由" label="ものを作る理由" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="深澤直人" label="深澤直人" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
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        <![CDATA[<p><img alt="21_21 DESIGN SITE @ TOKYO MIDTOWN" src="http://www.k-en.net/photo/091031.jpg" width="540" height="270"  class="img_center"/></p>

<p>　ものが溢れている今の時代に、さらにものを作る理由はなんだろう。</p>

<p>　何度も何度も問われ続け、もう訊き飽きたはずのその質問は、デザインを志す学生から出てきた。またそういうありきたりの質問をわざわざこんなところで、と学生の青さを鼻で笑ってしまったが、実はそれこそが、今、僕が問わなければいけなかった1番の質問だったことに気づいた。</p>

<p>　正直、深澤直人の答えはよくわからなかった。けど、なんでだろう。自分で考えろっていうメッセージなのかと思うと同時に、その質問をした学生に、僕が代わりに答えられるような気がした。僕は既に、答えを持っている。</p>]]>
        <![CDATA[<table class="img_center"><tr><td><img alt="21_21 DESIGN SITE @ TOKYO MIDTOWN" src="http://www.k-en.net/photo/091031.jpg" width="540" height="270" /></tr></td>
<tr><td>THE OUTLINE 見えていない輪郭<br/>21_21 DESIGN SITE (TOKYO MIDTOWN)</td></tr></table>

<p>　ものが溢れている今の時代に、さらにものを作る理由はなんだろう。</p>

<p>　何度も何度も問われ続け、もう訊き飽きたはずのその質問は、デザインを志す学生から出てきた。またそういうありきたりの質問をわざわざこんなところで、と学生の青さを鼻で笑ってしまったが、実はそれこそが、今、僕が問わなければいけなかった1番の質問だったことに気づいた。</p>

<p>　正直、深澤直人の答えはよくわからなかった。けど、なんでだろう。自分で考えろっていうメッセージなのかと思うと同時に、その質問をした学生に、僕が代わりに答えられるような気がした。僕は既に、答えを持っている。</p>

<table class="img_center"><tr><td><img alt="オープニングトーク 深澤直人×藤井保" src="http://www.k-en.net/photo/091031b.jpg" width="540" height="270" /></tr></td>
<tr><td>オープニングトーク 深澤直人（左）と藤井保</td></tr></table>

<p>　その答えには、2つのアプローチがある。</p>

<p>　一つは、<strong>まだものが溢れていない人のためにものを作る</strong>。<a href="http://www.k-en.net/archives/2009/04/19.html">IKEAの理念</a>みたいなの。<br />
　発展途上国などの、まだ貧困層の多い国や地域の人でも、必要十分なものを揃えて人並みの生活をするためには、もっとローコストで大量にものをつくらないといけない。その需要は今後も止まらない。世界にはまだまだものが足りない。けど資源は限られている。限られた資源で、世界中が満たされるためのものづくりをつづけなければいけない。</p>

<p>　そして、もう一つは、ものを作らせないためのものづくり。</p>

<p>　ものが既に溢れているのに、それでもものが生産され消費され続けるのはなぜか。いろいろあるけど、たとえば、古くなったから、壊れたから、無くしたから、飽きたから、もっと良いものが欲しくなったから。そんな理由で、もしかしたらまだ十分使えるものなのに、捨てられて、新しいものを買う。そして、そんなふうに消費を廻すことで経済は廻ってるんだから止める訳にはいかないんだ！と究極の良い訳をしている。</p>

<p>　デザイナーは<strong>「そんな言い訳をさせないもの」をデザインしなきゃいけない</strong>。長く使えるもの、壊れないもの、壊れても直せるもの、大切にしたいもの、飽きないもの、これがあれば他のものは要らないと思わせてくれるもの。そして、そうやって大切にしたいものを手に入れて買い換えなくなって売れる数が少なくなっても、<strong>ものを作る人が十分に食べていけるだけの値段が付けられる、価値の高いものをデザインしなきゃいけない</strong>。</p>

<p>　藤井保がくれたヒントは「飽きたらゴミになる」という刺激的な言葉。どんなに質の高いものでも、高価なものでも、どんなブランドのものでも、長持ちするものでも、飽きたら要らないものになってしまう。優れたデザインには、ずっと長い間使っていても「飽きさせない」魅力がある、という。</p>

<p>　そして深澤直人は価格とロットのバランスについて「そのものの<strong>価値がわかって価格に納得して買ってくれる人</strong>に届く分しか作らない」と言った。<br />
　それを、僕はずっと、デザインに理解があって経済的にゆとりある一部の人を特別扱いする特権階級のためのデザインで、蚊帳の外に追いやられている自分はなんとなく面白くなくて、そんなデザインの何が優れたデザインなのかわからくなっていた。</p>

<p>　けど、本当に価値のあるものを、それをきちんとわかって大切に使ってくれる人に届け、それでなおかつ作った人がきちんと対価を得るためには、この考え方はぴったりと「はまっている」。</p>

<p>　これが、マーケティングだったら、ターゲットの顧客の払える金額が少ないなら、ものをたくさん作って利益を確保すればいいって話にすぐなる。けど、そんな価格で良いものが作れるか？そんな薄利でものの価値が伝えてる余裕があるか？そんな値段しか出さない人はそのものを大切に使ってくれるだろうか？<br />
　そう思えば、ターゲットを「そのものの価値がわかって価格に納得して買ってくれる人」とすることは、これからのものづくりには欠かせない前提かもしれない。<br />
　そして逆に、ものを買う人はそのものの本当の価値がわかったものしか買ってはいけないのかもしれない。無理してでも、良いものを買えば、ずっと使えることで結果的に安く済むこともある。<br />
　少なくとも、そんな姿勢でものを選ぶ人は、きっとすごく自立していてカッコ良い。</p>

<p>　デザイナーが創っているのは「もの」ではなく「こんなものを作った方が良い」というディレクションだと思う。</p>

<p>　自分が作らなくても、ものは作られて続ける。どうせ作るなら、良いものを作った方がいい。作るにしても誰がどれだけ欲しいか知った上で余らせない。そうやって、ものづくりをコントロールする＝「適正化」するのがデザイナーの役割。決して誰が欲しいのかわからないものを大量に作るのが仕事じゃない。</p>

<p>　長くなったけど、これが、今の僕がたどり着いた答え。</p>]]>
    </content>
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    <title>プラネットグーグル - BLOG</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.k-en.net/blog/archives/20091026.html" />
    <id>tag:www.k-en.net,2009:/blog//2.314</id>

    <published>2009-10-26T00:37:45Z</published>
    <updated>2010-02-03T06:01:17Z</updated>

    <summary> 　ふと思い至ったのは、「ついったらー」の存在だ。Twitterがブームになって、例えば、勝間和世と広瀬香美が秋葉原でデートしながら居るところや見たものをリアルタイムでつぶやく、講演やセミナーで聞いてる人が発言内容をリアルタイムでつぶやく、「オフ会をドコソコで×時から始めるので適当に来て話しかけるかつぶやくかしてください」と呼びかけられて脚を運んで遠くからその様子をつぶやく。 　奇妙な光景だよな、...</summary>
    <author>
        <name>K-EN</name>
        
    </author>
    
        <category term="BOOK" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="NON-FICTION" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.k-en.net/blog/">
        <![CDATA[<p><img alt="ヨハネスフェルメール『メールを書く婦人と召使い』" src="http://www.k-en.net/photo/091026.jpg" width="540" height="270"  class="img_center"/></p>

<p>　ふと思い至ったのは、「ついったらー」の存在だ。Twitterがブームになって、例えば、勝間和世と広瀬香美が秋葉原でデートしながら居るところや見たものをリアルタイムでつぶやく、講演やセミナーで聞いてる人が発言内容をリアルタイムでつぶやく、「オフ会をドコソコで×時から始めるので適当に来て話しかけるかつぶやくかしてください」と呼びかけられて脚を運んで遠くからその様子をつぶやく。</p>

<p>　<strong>奇妙な光景だよな、と思う</strong>。みんなして下向いて必死になって携帯をカチャカチャいじってる訳だもん。一昔前なら、携帯をいじってる人はみんな「メールしてる」と言われていたけど、今は携帯いじっている人の内、何割がメールで、何割がTwitterなんだろう。けど、外からじゃそれはほとんど見分けがつかないけど、やってることは実は全然違う。</p>]]>
        <![CDATA[<table class="img_center"><tr><td><img alt="ヨハネスフェルメール『メールを書く婦人と召使い』" src="http://www.k-en.net/photo/091026.jpg" width="540" height="270"/></tr></td>
<tr><td>ヨハネスフェルメール『メールを書く婦人と召使い』<br/>
メールを書くのは文字が生まれて以来続けられてきた基礎的なコミュニケーション手段。</td></tr></table>

<p>　ふと思い至ったのは、「ついったらー」の存在だ。<a href="http://www.twitter.com/" target="_blank">Twitter</a>がブームになって、例えば、勝間和世と広瀬香美が秋葉原でデートしながら居るところや見たものをリアルタイムでつぶやく、講演やセミナーで聞いてる人が発言内容をリアルタイムでつぶやく、「オフ会をドコソコで×時から始めるので適当に来て話しかけるかつぶやくかしてください」と呼びかけられて脚を運んで遠くからその様子をつぶやく。</p>

<p>　<strong>奇妙な光景だよな、と思</strong>う。みんなして下向いて必死になって携帯をカチャカチャいじってる訳だもん。一昔前なら、携帯をいじってる人はみんな「メールしてる」と言われていたけど、今は携帯いじっている人の内、何割がメールで、何割がTwitterなんだろう。けど、外からじゃそれはほとんど見分けがつかないけど、やってることは実は全然違う。</p>

<h4>ついったらーは何をしているのか？</h4>

<p>　そりゃ奇妙な光景だよ。<br />
　だって、メールは個人的な通信で、相手はその人と知り合いの１人か、時々は何人か。<strong>相手がいるし、用件もある</strong>。「目の前の人に自分の用件を伝える」という、サルがヒトに進化して以来（いや、犬だってたぶんしてるけど）してきた古典的なコミュニケーションが、ちょっとその方法を変えただけ。その行為自体に何の不思議も謎もない。<br />
　けど、<strong>Twitterに特定の相手はいない</strong>。文字通り不特定多数に送信されるそのデータは、<strong>用件じゃなくて「現在の状況」がほとんど</strong>だ。まるで空に向かって「僕はいまココにいるよー元気だよー」と言っているみたい。何か見えざる存在に向かって、今の世界の状態をみんなして報告してるみたい。<br />
　一体彼らは何をやってんだ？</p>

<p>　というところで気づいた。</p>

<p>　ついったらーは、<strong>「現実の世界で起こっていること」をインデックス化してる</strong>ってことに。</p>

<h4>Googleを使っても見つけられないもの</h4>

<p>Google Street View は、<a href="http://www.youtube.com/watch?v=oe95sJY0gBE" target="_blank">天井にカメラを載せた車を走らせて街の写真を地道に集めて</a>作られている。逆に、そうやって地道に道路を走って「現在地」と「360度全方位の写真」を結びつけたデータが無いと、Street View で路上の写真を検索して表示することができない。「360度全方位の写真」だけが沢山あってもダメ。それが「現在地」と結びついて初めて「検索」が可能になる。</p>

<p>　この「検索を可能にするための情報」を「インデックス」と言い、インデックスを割り振って「検索を可能にする」ことを「インデックス化」と言う。</p>

<p>　Googleは「世界中の情報を整理する」ことを企業スローガンにしている。最初はウェブをインデックス化して効率よく整理して検索するだけの企業だったけど、今はニュース、画像、動画、書籍、地図、あるいはメール、買い物履歴、交友関係など個人情報までインデックス化して検索可能にしている。</p>

<p>　もう既に、Googleに検索できないものは無いんじゃないか？ とさえ思う（Googleパーソナルの登録画面に「Googleを使っても見つけられないもの」の回答欄にどんなものが寄せられているのか統計資料を見てみたい）。けど、GoogleのCEOエリックシュミットは、<strong>現在Googleがインデックス化している世界の情報は全体の「2～3%」だ</strong>と言う。</p>

<h4>現実の世界をインデックス化する方法</h4>

<p>　その残りの97～98%に含まれるもののうちの一部が、この<strong>現実の世界そのもの</strong>だ。例えば、僕がある日谷町9丁目のカフェに行っても、立ち去れば僕の気配は消えて無くなる。何の記録にも残らない。例えば僕がそこで一緒にいた人にいろんなことをしゃべっても、その音波は発してすぐ空気の摩擦で減衰して消えて無くなる。<strong>僕とその人の記憶に思い出として残ったとしても、それを僕が後でGoogleで検索しようとしても出てこない</strong>。</p>

<p>　いつ、だれが、どこで、何をした。どこで、何が起こった。<br />
　誰かがわざわざウェブやブログやニュースにするほどの価値ある出来事だったら、それはインデックス化されて検索できる。けど、わざわざ記事にするほどでもない出来事はインデックス化される機会がないまま消えていた。今までは。</p>

<p>　それがTwitterによって、クラウドソーシング化された。<br />
　わざわざブログやニュースにするまでもない些細なことだけど、世界中の何百万のユーザーのほんの少しの余った時間を使えば、何千万、何億という桁違いの情報が集まってくる。しかもほとんどリアルタイムに。<strong>世界中のいたるところで「今何が起きているか？」の記録が大量に取られている</strong>。現実の世界で起きていることが、「時間」と「人（発信者＝目撃者）」と、一部には「場所」が付加されてインデックス化されている。</p>

<p>　それがきちんと整理できて、うまく検索できたら、何が見つかるだろう。少しでも人々の関心を集めた出来事なら、いつどこでだれがどんなことをしたのかが、後からかなり正確に調べることができる。例え情報が断片的でも、自分も当事者として体験していたなら、その自分の記憶をより鮮明に思い出すためのキーとしては十分だ。<br />
　今でさえ、Twitterのログを検索すれば、僕が谷町9丁目のカフェにいたのが何日何時だったのか正確に知ることができる。確かに、そこで何をしゃべったのかまで知るには、今のTwitterでは情報不足か、記録ツールとしての効率や利便性に欠けているけど、それは将来改善されるはず。頭の中で思ったことをリアルタイムでテキストに変換してアップロードするくらいのSFみたいな技術がいるかもしれないけど。</p>

<p>　ただ、将来<strong>「Google Life」</strong>がローンチされたとき、それは、このTwitterによるライフログの集合と再編成という仕組みが応用されたものになっている可能性が高いんじゃないかと思う。</p>

<p>　そこで何が実現されるのか、何が可能になるのか、は今から考えといても損はない。</p>

<h4>参考図書</h4>

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<!--<p class="amazon_comment">Twitter内で話題になってる新刊。最近のTwitter現象が広くわかりやすく簡潔に書かれてるので、まだTwitterを知らない人はとりあえず読んでみて。</p>-->
</div>

<p><br />
<hr/></p>

<p><img alt="CAFE GROVE" src="http://www.k-en.net/photo/091026a.jpg" width="540" height="270"  class="img_center"/></p>

<p>　その谷町9丁目のカフェ「<a href="http://www.grove-cafe.com/" target="_blank">CAFE GROVE</a>」。10月18日 16:40頃。</p>

<p>　ていうか、いつの間にか、写真撮ってるし、ケータイでメールしてるし、手帳にメモまでしてるし！つぶやかなくても検索しなくても、日時は極めて正確に後追いできました。<br />
　暇だな自分（笑）。</p>

<p><img alt="CAFE GROVE" src="http://www.k-en.net/photo/091026b.jpg" width="540" height="270"  class="img_center"/></p>

<p>　ちなみにここを教えてもらったのもTwitterつながりです。<br />
　地方出身で日の浅い僕にも、大阪で助けてくれる知り合いがいっぱいできた。</p>

<p>　素晴らしいツールだと思う。今後ともヨロシク。</p>]]>
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>プール - BLOG</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.k-en.net/blog/archives/20091013.html" />
    <id>tag:www.k-en.net,2009:/blog//2.313</id>

    <published>2009-10-13T03:45:00Z</published>
    <updated>2010-02-03T06:01:56Z</updated>

    <summary> 　いつもよりかなり多くの人に会って、いろいろと重い話の多かったシルバーウィークの疲れを癒すために会社を早く出てレイトショーに行ってみたら、思いの外重くてますます心が静かになって一人帰路についた。説明の少ない、語らない映画だから、心が求めているように写るのかもしれないけど。 　その「重さ」は、例えば、長いこと人と触れあってなかったから、生身の人の身体って結構重たいんだな、ということを改めて実感した...</summary>
    <author>
        <name>K-EN</name>
        
    </author>
    
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        <![CDATA[<p><img alt="プール" src="http://www.k-en.net/photo/091012a.jpg" width="540" height="270"  class="img_center"/></p>

<p>　いつもよりかなり多くの人に会って、いろいろと重い話の多かったシルバーウィークの疲れを癒すために会社を早く出てレイトショーに行ってみたら、思いの外<strong>重くて</strong>ますます心が静かになって一人帰路についた。説明の少ない、語らない映画だから、心が求めているように写るのかもしれないけど。<br />
　その「重さ」は、例えば、長いこと人と触れあってなかったから、生身の人の身体って結構重たいんだな、ということを改めて実感したときのような「重さ」。温もりとか、優しさとか、そういうありきたりな軽い言葉とセットになって届けられる、心地よい「重さ」だ。</p>]]>
        <![CDATA[<table class="jacket"><tr>
<td><a href="http://pool-movie.com/" target="_blank"><img alt="『プール』" src="http://www.k-en.net/photo/091012.jpg" width="140" height="200" border="0"/></a></td>
<td>プール</td>
</tr></table>

<p>　いつもよりかなり多くの人に会って、いろいろと重い話の多かったシルバーウィークの疲れを癒すために会社を早く出てレイトショーに行ってみたら、思いの外重くてますます心が静かになって一人帰路についた。説明の少ない、語らない映画だから、心が求めているように写るのかもしれないけど。<br />
　その「重さ」は、例えば、長いこと人と触れあってなかったから、生身の人の身体って結構重たいんだな、ということを改めて実感したときのような「重さ」。温もりとか、優しさとか、そういうありきたりな軽い言葉とセットになって届けられる、心地よい「重さ」だ。</p>

<p>　僕は「自分が好きなこと、したいと思ったことをするのが一番と思う」という京子さんにも、「二人の距離感って良いですね」という市尾くんにも、なんかどこか共感できない。それは、直接的には「それって自分勝手ってこと」だと思うし「置いてかれた私の気持ちを考えたことある？」という さよの「したいこと」が無視されている。</p>

<p>　家族ってやっぱり「一緒にいる」ことが自然だと思う。お互いのことを想い合い、いたわり合うのが普通だと思う。もちろん家族であってもそれぞれ別の個人だから意見や利害や目的が合わないこともある。だからといって、それぞれ好き勝手なことやってて良い訳じゃない。家族がトータルとして最も幸せになるために、我慢しなくちゃいけないこともあると思う。それでもやりたいことがあるなら、きちんと説明して、みんなが納得できる道を見つける努力を惜しんじゃダメだと思う。<br />
　もちろん、我慢してつまらない顔しているよりもやりたいことして輝いているほうが子供にとっても良いことかもしれないし、何でもかんでもいちいち説明しなきゃいけないほど家族の絆は弱いものでもない。でもそれは後からついてくる良い訳に近いものであって、この映画から安易にそれを読み取ってしまうのは危険かもしれない。</p>

<p>　映画は最終的に、何となくわだかまりは解けていくけど、それは<strong>偶然そうなっただけ</strong>じゃないかと思う。いろんなことが重なって、偶然に。チェンマイの空気、さよの年齢、鍋パーティでの会話、そして映画には描かれないそれ以前に築かれてきた親子の関係。</p>

<p>　不良になってもおかしくないんだよ、というさよに、そんな訳ないじゃん！と笑い飛ばすことができるのも、そんな訳ないじゃんと信じて１人旅立っていけるのも、それで最終的にうまくいったのも、この「関係」あってこそなんじゃないかな。<br />
　だから決して、この先自分が同じようなことをしたとしてもうまくいく訳じゃない。同じようなことをしてうまくいくためには、どんな「関係」をつくらなければいけないのか、そのためには何をしなければいけないのか。</p>

<p>　この映画はその答えをくれない。<br />
　それは自分で見つけなきゃいけない。<br />
　というのが、ちょっと重かった理由のひとつかな。</p>

<hr />

<p><img alt="ハンバートハンバート@RAINBOWHILL2009" src="http://www.k-en.net/photo/091011a.jpg" width="540" height="270"  class="img_center"/></p>

<p>　<a href="http://www.rainbowhill.jp/" target="_blank">レインボーヒル2009</a>に、<a href="http://www.humberthumbert.net/" target="_blank">ハンバートハンバート</a>を聴きにいく。</p>

<p>　遊穂さんは写真で見るよりかわいかったし。「かわいー！」って女の子の黄色い声が飛びまくっていたし。映画と同じく、女の子と草食系男子に人気のバンドだね、まさしく。</p>

<p>　ただ、良成氏は他のグループにゲスト参加してみたり、別バンドを立ち上げたり、初期はロックな曲もかいていたり、素朴なフォークソングばかりに興味ある訳じゃなさそう。世の中に認められたり求められたりする才能と、自分がやりたいことや好きなこととのミスマッチ。この先「ハンバートハンバート」の道を究めよう！っていう空気でもないのが、ちょっと心配。</p>

<p><img alt="RAINBOWHILL2009" src="http://www.k-en.net/photo/091011c.jpg" width="540" height="270"  class="img_center"/></p>

<p><img alt="RAINBOWHILL2009 服部緑地公園" src="http://www.k-en.net/photo/091011b.jpg" width="540" height="270"  class="img_center"/></p>

<p>　駅を降りてすぐ木々の立ち並ぶきれいな通りを抜けた先にある、こぢんまりとした開放的な野外ステージ。アーティストもスタッフもお客さんもごちゃ混ぜになって、芝生でごろりと転がってビール飲みながらゆるゆるな音楽をまったり聴く日曜日。子供も多いし、子供好きのお兄さんも多いし、またいつでも何度でも来たいと思わせてくれた良いイベントだった。</p>

<p>＃阿波座の「<a href="http://www.inlifeweb.com/reports/report_1555.html" target="_blank">ダイニングカフェと雑貨のお店 マーサ</a>」提供の手作りお総菜弁当が500円！ホカ弁より安いやん。行きがけにマックで買ってこなくて正解やった。</p>

<p>　次回、レインボーヒル2010は2010年9月26日予定。今からスケジュールに入れとこう。</p>]]>
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    <title>空気人形 - BLOG</title>
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    <published>2009-10-08T23:25:00Z</published>
    <updated>2010-02-03T06:02:26Z</updated>

    <summary> ひとつ訊いても良いかな？ キミが見てきた世界は、哀しいものばかりだった？ 何か美しいと思うものはなかったかな？ 　人形作家が、「心」を持った自分の人形に問うた言葉に、うかつにも涙がこぼれた。 　ふつう、空気人形が体験する世界は、美しさなんてない、醜いものばかりの世界だから、心を持った空気人形がそれ以外の世界の中に美しさを発見したこと、酷い仕打ちを受けてきた見返りを少しでも得ることができたのか。 ...</summary>
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        <name>K-EN</name>
        
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        <![CDATA[<p><img alt="空気人形" src="http://www.k-en.net/photo/091005b.jpg" width="540" height="270" border="0" class="center"/></p>

<blockquote>ひとつ訊いても良いかな？<br/>
キミが見てきた世界は、哀しいものばかりだった？<br/>
何か美しいと思うものはなかったかな？</blockquote>

<p>　人形作家が、「心」を持った自分の人形に問うた言葉に、うかつにも涙がこぼれた。</p>

<p>　ふつう、空気人形が体験する世界は、美しさなんてない、醜いものばかりの世界だから、心を持った空気人形がそれ以外の世界の中に美しさを発見したこと、酷い仕打ちを受けてきた見返りを少しでも得ることができたのか。<br />
　そんな確認の言葉だったのか。</p>

<p>　あるいは、たとえ性欲処理の代用品、心と向き合えない人のための愛の代用品だったとしても、それだってひとつの「愛」じゃないか。<br />
　一方的でも、ねじ曲がっていても、うまく表現できなくても、それをすべて醜いものだと片付けていいのか。もしかしたらそんなもの中にも、そんなものしか見てこなかった空気人形の心にしか見つけられない、<a href="http://www.k-en.net/archives/2009/03/01.html">本質的な美しさ</a>があるんじゃないか。<br />
　そんな切望が込められた言葉なのか。</p>

<p>　醜い世界に生を受けたからといって、目を覆いたくなるような、心を塞ぎ込んだり、捨てたくなるような世界に生きなければいけないからといって、心を持っていればきっと、そんな世界にだって美しいものを見つけることができる。心を開きさえすれば、世界は、その美しさの片鱗を見せてくれる。空気人形にだって見つけられたんだから、きっと、誰にだって。</p>

<p>　彼女は、どんな美しいものを見つけたんだろう。<br />
　何かひとつでも美しいものを見つけてくれてたらいいな、と素直に思った。</p>

<p>　それが、きっとこれからを生きる僕たちの希望の種だろうから。</p>]]>
        <![CDATA[<table class="jacket"><tr>
<td><a href="http://www.kuuki-ningyo.com/index.html" target="_blank"><img alt="『空気人形』" src="http://www.k-en.net/photo/091005.jpg" width="140" height="200" border="0"/></a></td>
<td>空気人形</td>
</tr></table>

<blockquote>ひとつ訊いても良いかな？<br/>
キミが見てきた世界は、哀しいものばかりだった？<br/>
何か美しいと思うものはなかったかな？</blockquote>

<p>　人形作家が、「心」を持った自分の人形に問うた言葉に、うかつにも涙がこぼれた。</p>

<p>　ふつう、空気人形が体験する世界は、美しさなんてない、醜いものばかりの世界だから、心を持った空気人形がそれ以外の世界の中に美しさを発見したこと、酷い仕打ちを受けてきた見返りを少しでも得ることができたのか。<br />
　そんな確認の言葉だったのか。</p>

<p>　あるいは、たとえ性欲処理の代用品、心と向き合えない人のための愛の代用品だったとしても、それだってひとつの「愛」じゃないか。<br />
　一方的でも、ねじ曲がっていても、うまく表現できなくても、それをすべて醜いものだと片付けていいのか。もしかしたらそんなもの中にも、そんなものしか見てこなかった空気人形の心にしか見つけられない、<a href="http://www.k-en.net/archives/2009/03/01.html">本質的な美しさ</a>があるんじゃないか。<br />
　そんな切望が込められた言葉なのか。</p>

<p>　醜い世界に生を受けたからといって、目を覆いたくなるような、心を塞ぎ込んだり、捨てたくなるような世界に生きなければいけないからといって、心を持っていればきっと、そんな世界にだって美しいものを見つけることができる。心を開きさえすれば、世界は、その美しさの片鱗を見せてくれる。空気人形にだって見つけられたんだから、きっと、誰にだって。</p>

<p>　彼女は、どんな美しいものを見つけたんだろう。<br />
　何かひとつでも美しいものを見つけてくれてたらいいな、と素直に思った。</p>

<p>　それが、きっとこれからを生きる僕たちの希望の種だろうから。</p>

<hr />

<p>　個人的には、<strong>人の心は理解も制御も不可能だから面白い</strong>んじゃないかと思うけど、だから代用品で満たされない心を慰めている人を見ると何とかしてその「面白い」と僕が勝手に思っている世界に引っ張り込もうとしてしまうけど、もしかしたらそれってホントに、単なる自分勝手のお節介だという可能性も否めない。</p>

<p>　狭い意味では、今の一部の「代用品」は既に「代用品でないもの」よりも満足度が高くなっているという事実。そして、広い意味では、人間が創り出すすべてのものは「生きる」という欲望を満たすためのもので、そこには「代用品」と「代用品でないもの」の区別なんて無いんじゃないかと思うこと。</p>

<p>　<strong>全て認めてしまったらどうだろう？</strong> 心がないから立派に役割を果たしていた道具は、心を持ったとたんに欠陥品。壊れたのは道具の方で、道具で愛の欠乏を満たす人の方じゃない。この映画に登場する心を捨てた人たちは、それ以外の人たちに、または自分自身に、その存在を認められてないから苦しんでるだけなんじゃないか。</p>

<p>　認めて、苦しまなくなれば、あとは本人の問題だから心があってもなくても望むように生きたら良いんじゃないかな。そこで僕の価値観を押しつけるのは、やっぱりちょっとお節介かもしれない。</p>

<p>　心の問題は、最終的には個人的な問題。正解なんて無い。</p>

<p>　この映画が幸せな映画なのは、心を持った空気人形は心を持ったことを「良かった」と思えたことで、十分だと思う。</p>

<hr />

<p><img alt="大阪路地裏探索" src="http://www.k-en.net/photo/091005c.jpg" width="540" height="270" border="0" class="img_center"/></p>

<p>　ここ、どこだ？ 京都じゃないよ。</p>

<p>　左は、<a href="http://www.panoramio.com/photo/23568382" target="_blank">JRなんば駅周辺</a>。路地裏から入る、開発に抵抗し続けた文化遺産的建築物に入居する、リアル昭和レトロカフェ。<br />
　右は、<a href="http://www.panoramio.com/photo/217580" target="_blank">道頓堀</a>。かに道楽やドンキホーテのエビス様の裏通りに突如現れる、背の低い軒が連なる石畳の通り。</p>

<p>　新しいものが乱立する中でひっそりと残り続ける古いもの。歴史ある、ずっと人々に愛され続ける場所。派手でけばけばしいイメージの大阪も、ちょっと路地に入るとこんな一面を見せてくれる街だったりするのが面白い。僕が、「川と歴史のある街」が好きな理由の一つでもある。</p>]]>
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    <title>水都大阪マーケティング - BLOG</title>
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    <published>2009-09-29T12:00:00Z</published>
    <updated>2010-02-03T06:03:23Z</updated>

    <summary> 　ごめん！ 正直、「水都大阪」バカにしとった。 　人多すぎて中之島沈みそうや。 　全国を賑わす大阪の新しいシンボル「巨大アヒルちゃん」を拝みに最終日に訪れてみたら、全く予期せず2日しかない「ラッキードラゴン ファイヤーパフォーマンス」も見れて、なんかちょっとテンションが上がった。...</summary>
    <author>
        <name>K-EN</name>
        
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        <![CDATA[<p><img alt="ラッキードラゴン 絶好調！ 水都大阪2009" src="http://www.k-en.net/photo/090929.jpg" width="540" height="270"  class="img_center"/></p>

<p>　ごめん！ 正直、「水都大阪」バカにしとった。</p>

<p>　人多すぎて中之島沈みそうや。</p>

<p>　全国を賑わす大阪の新しいシンボル「巨大アヒルちゃん」を拝みに最終日に訪れてみたら、全く予期せず2日しかない「ラッキードラゴン ファイヤーパフォーマンス」も見れて、なんかちょっとテンションが上がった。</p>]]>
        <![CDATA[<p><img alt="ラッキードラゴン 絶好調！ 水都大阪2009" src="http://www.k-en.net/photo/090929.jpg" width="540" height="270"  class="img_center"/></p>

<p>　ごめん！ 正直、「水都大阪」バカにしとった。</p>

<p>　人多すぎて中之島沈みそうや。</p>

<p>　全国を賑わす大阪の新しいシンボル「巨大アヒルちゃん」を拝みに最終日に訪れてみたら、全く予期せず2日しかない「ラッキードラゴン ファイヤーパフォーマンス」も見れて、なんかちょっとテンションが上がった。</p>

<p><img alt="090929a.jpg" src="http://www.k-en.net/photo/090929a.jpg" width="540" height="720"  class="img_center"/></p>

<p>　夏の初め頃からもう既に、大阪の街の至る所で告知されていた「水都大阪2009」。けど、はっきり言って何やってるかわからへん。何かやってるみたいやけど、とりあえず行っとく？みたいな感じで開催第一週に足を運んでみたけど、なんか閑散としてて静かで、良い雰囲気でお酒飲めて、何や結構おしとやかでええイベントやないの、と思ってた。</p>

<p>　つまり、マーケティング的には、<strong>広報戦略失敗やった</strong>んちゃうん？と思ってた。なんかいろいろやってるらしいけど、何やってるかわからないイベント。どこで何やってるかわからないイベントに、足を運ぼうと思うか？ いろいろやりたいことを並べた結果、コアコンピタンスがなくなって、存在がぼやけてしまって言うのは、よくあるブランディングやポジショニングの失敗例。<br />
　逆に、横浜開港150周年記念イベント「開港博Y150」は、巨大クモロボット「<a href="http://event.yokohama150.org/event/bayside/detail1.html" target="_blank">ラ・マシン</a>」が文句なしの目玉イベント、文字通りアイキャッチになって、全国で話題を呼んだ。「クモを見に横浜に行こう」でキャッチコピーが事足りた。この、<strong>わかりやすさ</strong>ってとても大事。</p>

<p><img alt="OSAKA DUCK PROJECT 巨大アヒルちゃん" src="http://www.k-en.net/photo/090929b.jpg" width="540" height="270"  class="img_center"/></p>

<p>　だから大阪はあかんやろーと思っていたのに、後半に来て、まさかの大逆転。「アヒルを見に大阪に行こう」が見事なキャッチコピーになった。そりゃそうですよ。まさかお風呂のアヒルがでっかくなっただけで、こんなに面白くなるとは思わなかったもん。反則やで、ほんま。</p>

<p>　やっぱりわかりやすさと思いも寄らないインパクトは大事やなーと思ったところで、うちとこを反省してみると、タイトルはわかりやすいけど内容はわかりにくいよなぁとか、そもそもインパクトってないよなとか、まだまだ改善せなあかんとこいっぱいやなーと思った。</p>

<hr/>

<p><a href="http://www.namura.cc/art-meeting/vol03.html" target="_blank">NAMURA ART MEETING VOL.3</a> (@ 名村造船所跡地)</p>

<p>　アヒルちゃんは 10/3 ～ 10/4 の間、こちらに出没するんだとか。重工業の香りただよう造船所跡地と、脳天気なアヒルちゃんのコントラストはさぞ見物だろうなぁ。観に行こうかな。</p>]]>
    </content>
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    <title>iida misora - BLOG</title>
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    <published>2009-09-07T08:52:50Z</published>
    <updated>2010-02-03T06:03:57Z</updated>

    <summary> 　家族がみんなauにしたので次の更新のタイミングで乗り換えようかなぁとauショップに足を運んだとき、最新デザインケータイブランドiidaのコーナーに高齢者向けシンプルケータイが並んでてちょっとビックリした。 　それが「めざしたのは、シンプルであること。」と謳われた iida misora の第一印象。うーん、改めて写真で見ても、「ちょっと洗練されたシンプルケータイ」以外の何ものでもない。確かにシ...</summary>
    <author>
        <name>K-EN</name>
        
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        <category term="DESIGN" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
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        <![CDATA[<p><img alt='iida misora' src="http://www.k-en.net/photo/090827.jpg" width="540" height="270" border="0" class="img_center"/></p>

<p>　家族がみんなauにしたので次の更新のタイミングで乗り換えようかなぁとauショップに足を運んだとき、最新デザインケータイブランドiidaのコーナーに<strong>高齢者向けシンプルケータイ</strong>が並んでてちょっとビックリした。</p>

<p>　それが「めざしたのは、シンプルであること。」と謳われた iida misora の第一印象。うーん、改めて写真で見ても、「ちょっと洗練されたシンプルケータイ」以外の何ものでもない。確かにシンプルでキレイだけど、<strong>魅力があるかっていうと疑問</strong>だ。</p>]]>
        <![CDATA[<p><img alt='iida misora' src="http://www.k-en.net/photo/090827.jpg" width="540" height="270" border="0" class="img_center"/></p>

<p>　家族がみんなauにしたので次の更新のタイミングで乗り換えようかなぁとauショップに足を運んだとき、最新デザインケータイブランドiidaのコーナーに<strong>高齢者向けシンプルケータイ</strong>が並んでてちょっとビックリした。</p>

<p>　それが「めざしたのは、シンプルであること。」と謳われた iida misora の第一印象。うーん、改めて写真で見ても、「ちょっと洗練されたシンプルケータイ」以外の何ものでもない。確かにシンプルでキレイだけど、<strong>魅力があるかっていうと疑問</strong>だ。</p>

<p>　まず、　「シンプルなデザイン」と「簡単なデザイン」の境界はとても微妙なところにあって、これはたぶん<strong>真っ直ぐにシンプルを求めた結果、簡単シンプルケータイにしか見えなってしまっている</strong>と思う。</p>

<p>　デザインはそういう微妙な境界を狙ってはいけない。</p>

<p>　成功したシンプルデザインケータイは、よく見るといろんなところがシンプルじゃない。むしろ、<strong>うるさいくらいいろんなところがデザインされている。それなのに、印象はシンプル。</strong>深澤直人のプロダクトは、そのへんの「騙しテクニック」が上手だと思う。</p>

<p>　けど、misoraが残念な本当の理由は、このケータイを持ってる僕は、たぶんオシャレに見えないって思うこと。少なくとも僕には、これは「簡単ケータイ」にしか見えない。1人が思うんだから、そう思う人は他にもいるはず。</p>

<p>　本当にオシャレなプロダクトは、決して自己満足には終わらない。特に<strong>携帯みたいないつも持ち歩くアイテムは、人からも確実に観られてる</strong>。「あんなカッコいい携帯を使ってるあの人はさすがカッコいい」とか、「あんな携帯を選ぶなんてさすがあの人らしい」とか、周りの人は確実に思ってる。それなのに「なんか機械に弱い人が使うシンプルケータイみたい」と思われる危険性のあるケータイを選んだら、文字通り、自分のセンスが疑われる。そんなケータイが売れるわけがない。いや、少なくともデザインケータイとして売ったらあかんやろ！と思う。</p>

<p>　ポイントは、デザインブランドだから美しいとか、誰が作ったから美しいとか、これはこれこれこういうわけで美しいはずだとか、そういう小難しいコンセプトは広く一般の人には<strong>わからない</strong>ということ。それとは逆に、キレイ、カッコいい、最新式、オシャレといった感性価値は、誰にでもわかりやすいところで表現されている。それがいわゆる「デザイン」の役割だ。<br />
　自分らしさを表現するケータイを選ぶのに、小難しいコンセプトは必要ない。デザインケータイである必要もない。ただ自分の直感を信じて、あるいは周りの人の印象を伺って、これだ！と思うものを選んだらいい。</p>

<p>　僕が出会うセンスの良いアラフォーの人がほとんど、いわゆる「デザインケータイ」を使っていない理由が、最近ちょっとわかってきた気がする。</p>

<hr/>

<p>　ホントは<a href="http://www.au.kddi.com/seihin/ichiran/kishu/sportio_wb/index.html" target="_blank">Sportio water beat</a>が今の気分かなぁと思って観に行ったんだけど、後で<a href="http://bbs.kakaku.com/bbs/K0000036683/" target="_blank">カカクコムのレビュー</a>見たら思っていた以上にけちょんけちょんにされてて、迂闊に手を出さなくて良かったと思うことにした。</p>

<p>　請求書見直したら、契約更新にはあと4ヶ月もあることが判明したので、とりあえず<a href="http://www.nttdocomo.co.jp/support/benefit/premier/service/default/battery_pack/index.html" target="_blank">電池パック交換</a>してもらって延命処置。4ヶ月もあったら冬モデルとか出てくるかも。期待して待とうかな。</p>]]>
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    <title>やなぎみわ 婆々娘々！ - BLOG</title>
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    <published>2009-08-27T14:35:00Z</published>
    <updated>2010-02-03T06:04:40Z</updated>

    <summary> 　老いること、自分の未来を考えること、被写体が自信の未来に託した想い、ジェンダー、虚構を写すリアルな写真、撮影技術や特殊メイク、そもそもなんでこんな作品が作品として成立してるんかなーとか。思うことはいっぱいあったけど、結局何が一番大きな収穫だったかと言えば、「キレイな写真だなぁ」と思えたことかもしれない。 　「写真って、こんなにキレイなんだ」っていう素朴な感動。 　普通のフィルムでこんな鮮明な絵...</summary>
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        <name>K-EN</name>
        
    </author>
    
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        <![CDATA[<p><img alt='やなぎみわ 婆々娘々！' src="http://www.k-en.net/photo/090827a.jpg" width="540" height="270" border="0" class="img_center"/></p>

<p>　老いること、自分の未来を考えること、被写体が自信の未来に託した想い、ジェンダー、虚構を写すリアルな写真、撮影技術や特殊メイク、そもそもなんでこんな作品が作品として成立してるんかなーとか。思うことはいっぱいあったけど、結局何が一番大きな収穫だったかと言えば、<strong>「キレイな写真だなぁ」と思えたこと</strong>かもしれない。</p>

<p>　「写真って、こんなにキレイなんだ」っていう素朴な感動。<br />
　普通のフィルムでこんな鮮明な絵は撮れない。大判のフィルムに焼き付けられた、大きく引き延ばされたパネル写真。そこから得られる感動は、決して手のひらサイズの図版から得るものとは次元が違う。だから、あまり知らなかったやなぎみわの写真を、最初に美術館でちゃんと見れて良かった。</p>]]>
        <![CDATA[<p><img alt='やなぎみわ 婆々娘々！' src="http://www.k-en.net/photo/090827a.jpg" width="540" height="270" border="0" class="img_center"/></p>

<p>　老いること、自分の未来を考えること、被写体が自信の未来に託した想い、ジェンダー、虚構を写すリアルな写真、撮影技術や特殊メイク、そもそもなんでこんな作品が作品として成立してるんかなーとか。思うことはいっぱいあったけど、結局何が一番大きな収穫だったかと言えば、<strong>「キレイな写真だなぁ」と思えたこと</strong>かもしれない。</p>

<p>　「写真って、こんなにキレイなんだ」っていう素朴な感動。<br />
　普通のフィルムでこんな鮮明な絵は撮れない。大判のフィルムに焼き付けられた、大きく引き延ばされたパネル写真。そこから得られる感動は、決して手のひらサイズの図版から得るものとは次元が違う。だから、あまり知らなかったやなぎみわの写真を、最初に美術館でちゃんと見れて良かった。</p>

<p><img alt='やなぎみわ 婆々娘々！' src="http://www.k-en.net/photo/090827b.jpg" width="540" height="270" border="0" class="img_center"/></p>

<p>　誤解を恐れずにカミングアウトすると、僕は一時期、「女性」になろうと試みたことがある。<br />
　といっても決して、男が好きなわけでもなければ、女装趣味があるわけでもなくて、それは純粋にジェンダーの問題。社会的役割としての男性、女性。物心ついたころから、男と女は社会的に平等だ！と教えられ、男らしさも女らしさも求められなくなった社会で、まるで職業を選択する自由のように、<strong>どっちでもいいなら「女性的役割」のほうが自分に合ってるかな</strong>と考え、実践していた。</p>

<p>　そんなことをしてると、自然と自分の周りは女の子ばかりになってくるんだけど、ピーク時にはホントに1人の「女の子友達」のように女の子のグループに所属してたりもしたけど、結局どこまで行ったとしても、自分は「異物」であることを拭えなかった。僕が居ると話題や話し方がなんとなく違うし、逆に違わないとその「かしましさ（女子トークとも言われるアレだｗ）」にこちらがついていけない。グループの外から人が加わると、まず一歩引かれる。それは、意識的、無意識的なものを問わず、そこにいるのが「男」であれば、自然な反応だと思う。</p>

<p>　結局僕は「女性」にはなれない。女性として生きるのは不自然なことなんだ。<br />
　だって、僕は「男」だから。</p>

<p>　そう、　男が、例え純粋に社会的役割としてでも、女性として、女性的役割として生きるのは、やっぱりどこか破綻していると思う。それが性格的に向いていることだったとしても、そういうことに向いている時点で既に十分突然変異だ。<br />
　皮肉なことに、女性社会にどっぷり浸って、自分がどれだけ「異質」かを思い知らされることで、自分の中の「男性」を認識し、受け入れることができた。そして、どれだけ男らしくなくても男らしく生きる方が、無理のない自然な生き方だってことに気がついた。</p>

<p>　話が長くなったけど、やなぎみわの写真を観ながら思い出していたのは、そんなことだった。</p>

<p>　やなぎみわの作品も、ぶっちゃけて平たく言えば、「私たちは何ものなのか」、「私たちはどこへ行くのか」という有史以来の哲学的問題に対する一つの解答だ。けど、その決定的なユニークさを、僕個人の視点で問い直すとすれば、<strong>「彼女たちは何ものなのか」、「彼女たちはどこに行くのか」</strong>となる。</p>

<p>　ファンタジックな夢を見るという特権を与えられた少女は、やなぎみわ自身の言葉で「見られる存在」とされる女性になって、男性社会とはコインの裏と表のように似て非なる女性社会という異世界を生き、そう遠くない未来にきっとステキなおばあちゃんになっている。<br />
　そんな彼女たちの夢は、どこまでいってもファンタジックでステキな夢ばかりだった。僕は男らしくない男として、そのステキな夢に負けないくらいステキな夢を、これからも、そしていつまでも、見続けたいと思う。</p>

<dl>
<dt><a href="http://www.art-it.asia/u/admin_interviews/ny8YGCieDwx1kSE07MaF/" target="_blank">インタビュー やなぎみわ</a> （ARTiT）</dt>
<dd>　ベネチアビエンナーレ日本館で個展を行ったやなぎみわの制作コンセプト。宮崎アニメを「あれはただ宮崎氏の好みの女性だ」という語り口が、まっすぐで芯が通ってて心地良い。</dd>
</dl>

<hr/>

<p>　現物は図版より美しい。<br />
　それって美術の世界では当たり前だと思われてるけど、デザインの世界で、それが実現できてるプロダクトがどれだけあるか、と思い馳せると少し哀しくなる。<strong>現物を見て感動できなければ、写真を見て感動してもしゃーないよ</strong>、ということが、世代が新しくなればなるほどわからなくなってきてるんじゃないかと危惧することは、単に歳食った証かな。<br />
　面白いのは、やなぎみわの作品は「写真」で、その図版はいわば「写真の写真」で、「写真の写真」は「写真」に劣るけど、その「写真」はきっと、「被写体」そのものよりも美しいんだろうな。<br />
　けど、それが単に撮影技術で、現実の美しさを最大限に引き出した（とか現実の醜い部分を隠した）からではなく、被写体の内面というファンタジーを美しい現実として写しとったからだというところが、単なるフォトグラファーではなくアーティストたるゆえんなのかなと、つまんないことを思ったりもした。</p>]]>
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>触覚エンターテイメント - BLOG</title>
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    <id>tag:www.k-en.net,2009:/blog//2.308</id>

    <published>2009-07-31T14:55:00Z</published>
    <updated>2010-02-21T08:36:50Z</updated>

    <summary> 　コミュニケーションが希薄になった時代だ、というようなことがよく言われる。 　声という、生きる人の息づかいがまだ十分に載せられていた電話網は、ポケベル、パソコン通信、そして携帯、ネットにあっという間に置き換わっていった。余分な情緒的情報が全て切り落とされた文字による理知的なコミュニケーションは、人の心のような実体のよくわからないものを解読する手間を省き、人を機械と同程度に無機質な存在に変えた結果...</summary>
    <author>
        <name>K-EN</name>
        
    </author>
    
        <category term="COLUMN" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="DESIGN SOURCE" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
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        <![CDATA[<p><img alt='HONDA R&D - Composition "F"' src="http://www.k-en.net/photo/090801.jpg" width="540" height="270" border="0" class="img_center"/></p>

<p>　コミュニケーションが希薄になった時代だ、というようなことがよく言われる。</p>

<p>　声という、生きる人の息づかいがまだ十分に載せられていた電話網は、ポケベル、パソコン通信、そして携帯、ネットにあっという間に置き換わっていった。余分な<strong>情緒的情報</strong>が全て切り落とされた<strong>文字による理知的なコミュニケーション</strong>は、人の心のような実体のよくわからないものを解読する手間を省き、人を機械と同程度に無機質な存在に変えた結果、それまでには考えられなかった数々の凶悪犯罪を引き起こし、それ以前から予測されていた「コミュニケーション不全症候群」といった現象が現実になっていった。<br />
　そして、僕たちの世代は、ちょうどそんな時代に思春期を迎えた、第一の犠牲者。</p>

<p>　今だから言えることかもしれないけど、僕はこの考え方にはちょっと賛同しかねる。</p>

<p>　僕たちが犠牲者だったとすれば、それは、視覚のみのシンプルなコミュニケーション手段が、そのデメリットも検証されないまま、最も使いやすいメディアとして野放しに提供され、さらにそれに取って代わるメディアが何もなかったこと、だと思う。<br />
　それが引き起こした副作用にさえ目をつぶれば、僕たちは、前の世代なんか比較にならないくらいに、長時間、そして広範囲に、多様な人とコミュニケーションしてきたと胸を張れるはずだ。</p>]]>
        <![CDATA[<table class="img_center"><tr><td><img alt='スーパーリアル フェイクファー' src="http://www.k-en.net/photo/090731.jpg" width="540" height="270" border="0"/></tr></td>
<tr><td>とある海外メーカーの本物より本物らしいフェイクファーのサンプル。<br/>これでスツールなんか作ったらシュールなオブジェになるだろうなぁ。</td></tr></table>

<p>　コミュニケーションが希薄になった時代だ、というようなことがよく言われる。</p>

<p>　声という、生きる人の息づかいがまだ十分に載せられていた電話網は、ポケベル、パソコン通信、そして携帯、ネットにあっという間に置き換わっていった。余分な<strong>情緒的情報</strong>が全て切り落とされた<strong>文字による理知的なコミュニケーション</strong>は、人の心のような実体のよくわからないものを解読する手間を省き、人を機械と同程度に無機質な存在に変えた結果、それまでには考えられなかった数々の凶悪犯罪を引き起こし、それ以前から予測されていた「コミュニケーション不全症候群」といった現象が現実になっていった。<br />
　そして、僕たちの世代は、ちょうどそんな時代に思春期を迎えた、第一の犠牲者。</p>

<p>　今だから言えることかもしれないけど、僕はこの考え方にはちょっと賛同しかねる。</p>

<p>　僕たちが犠牲者だったとすれば、それは、視覚のみのシンプルなコミュニケーション手段が、そのデメリットも検証されないまま、最も使いやすいメディアとして野放しに提供され、さらにそれに取って代わるメディアが何もなかったこと、だと思う。<br />
　それが引き起こした副作用にさえ目をつぶれば、僕たちは、前の世代なんか比較にならないくらいに、長時間、そして広範囲に、多様な人とコミュニケーションしてきたと胸を張れるはずだ。</p>

<hr/>

<p>　そんなことを話題にしようと思ったのは、ちょうど<a href="http://www.nhk.or.jp/bakumon/previous/20090721.html" target=_blank>先週の「爆笑問題のニッポンの教養」</a>でのテーマが「<strong>触覚エンターテイメント</strong>」。触覚を、情報理工学の立場から、情報化してデバイスで再現を試みるという、単に触覚の生理学的な仕組みを明らかにしたり統計的な傾向を探るという基礎的な研究ではなく、それらをゲームやコミュニケーションツールとして生活の中にどうやって役立てていくかという応用的な研究のお話。</p>

<p>　その中で一つ面白い話が聞けたと思ったのは、触覚は「相互作用」の感覚だと言うこと。視覚や聴覚や嗅覚のように外から勝手にやってきた刺激をただ受け取る器官と違って、自分と、何か別のものが触れ合い、むしろ自分から積極的に動くことでその刺激が強くなる、<strong>触れる、触れられるという「関係」があって初めて成り立つ</strong>。逆に言えば、触覚というのは、<strong>自分と他者との「関係」を作る</strong>ための、最も原始的な器官だってこと。</p>

<p>　そうか、視覚だけ、視聴覚だけのコミュニケーションでは、この「感覚器官で成立する関係」が断たれてしまっていたんだ。そこで成立するのは、感覚的な関係ではなくて、理性的な関係。頭で理解し、想像して成り立たせている関係。<strong>頭の中で握手する映像を創り出して</strong>成り立たせている関係。けど、どれだけ頭の中で握手をしても、しあっても、実際に握手を交わしたときに伝わる「お互いの関係を築くための情報」の量には全く敵わない。<br />
　それだけ、触覚のコミュニケーションに載せられる情報は、質も、量も、違う。</p>

<p>　例えば、あるところに、何かつらいことがあって本当に落ち込んでしまっているコがいたとして、そのコにどれだけたくさんの優しい言葉、励まし、慰めの言葉をかけても全く効果がなかったりすることがある。けど、そのコの肩をそっと抱いてあげるだけで、あるいは隣に座って肩を寄せるだけでも、言いたいことが全て伝わって心も落ち着きを取り戻して問題がすっかり氷解して元気になる、そんな魔法のような力が、触覚というコミュニケーションには備わっている。</p>

<p>　究極的には、ネットや携帯電話は、そんな情報を伝えられるメディアを目指しているんじゃないかと思ってる。というか、いずれ、きっとそうなる。どんな風に実現されるのかは全くわからないけど、そんな事はこれから考えていけばいい。</p>

<p>　そんな時代になったら、今の「希薄なコミュニケーション」が生んでいるいろんな問題はあっさり解決してしまうと思う。より高度なコミュニケーション手段と、それらに抵抗少なくステップアップしていく方法が確立されれば、人と人の「関係」は、かつてないほど「確かな」もの（広い、多様、強い、密接、は通過点であって最終目標じゃない。今後も多くの問題を生むだろうな）になる。</p>

<p>　そんな未来は、きっと明るく平和な未来だと思う。</p>

<hr/>

<table class="img_center"><tr><td><img alt='HONDA R&D - Composition "F"' src="http://www.k-en.net/photo/090801.jpg" width="540" height="270" border="0"/></tr></td>
<tr><td>HONDA R&D - Composition "F"<br/>ニットやフェイクファーを纏った、やわらかいくるまプロジェクト。<br/> (<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4022503181?tag2=kenzweb-22" target="_blank">TOKYO FIBER 2007</a>)</td></tr></table>

<p>　そういえば、世界初のロボットペットAIBOの仕草は確かにかわいらしいけど、それを<strong>抱いて撫でている</strong>黒柳徹子の姿に違和感を覚えたのは僕だけ？<br />
　<a href="http://www.k-en.net/archives/2009/06/20.html">ウォーリー</a>もとてもコミカルでキュートだけど、犬や猫のような抱きつきたくなるかわいさか、と聞かれると、ちょっと違うような気がする（やっぱ角が当たって痛そう・・・。抱きついたとして、暴れられでもしたらたまらん）。</p>

<p>　と思うと、要するに、彼らは「視覚的」にかわいいだけであって、「触覚的」にはかわいくも何ともないってことなんだろうな。視覚的なかわいさと、触覚的なかわいさは、やっぱり違う。</p>

<p>　それだけを思っても、きっとそう遠くない未来に実現する、人の生活を支援する身近なロボットは、よく見るメカメカしいものではなくて<span class="footnote">※</span>、<a href="http://www.disneymovieonline.info/PIXAR%20OFFICIAL%20MONSTERS%20INC%20COM.jpg" target="_blank">モンスターズインクのサリー</a>みたいになるんじゃないかと思う。<br />
　けど、そんなロボットが登場するSF作品が全然無いのは、フィクションの世界では、結局ロボットといえば「金属製でメカメカしい」というコンテクストから逃れられないからだと思う。とすると、<strong>柔らかい自動車なんかを作ろうとしているデザインの世界は、既にSFを追い越してしまっている</strong>かもしれない、と思った。</p>

<p class="footnote">※メカメカしいものではない、となると結論はすぐ「人間そっくりのアンドロイド」となるけど、僕は、やっぱりアンドロイドは広く世間には受け入れられないと思う。有史以来人はいろんなものを作ってきたけど、人間そっくりのおもちゃや道具ってほとんど無い。あっても一部マニア向けのものばかり。<br>　人は人に似たものを作りたがるけど、本当にそっくりなものは近くに置きたがらない、というのは、理由はわからないけど、人の本質として備わっている性質なんじゃないかな。</p>

<dl>
<dt><a href="http://wiredvision.jp/news/200910/2009101422.html" target="_blank">リアルすぎる不安 不気味の谷をサルでも確認</a> - WIRED VISION</dt>
<dt><a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8D%E6%B0%97%E5%91%B3%E3%81%AE%E8%B0%B7%E7%8F%BE%E8%B1%A1" target="_blank">不気味の谷現象</a> - Wikipedia</dt>
<dd>　最後の注釈に補足。「リアルなヒューマノイドロボットは受け入れられにくい」的な考察は、40年くらい前から提唱されていたことと知って、安心と同時に無知を恥じる。人間が「人間」と「人間以外」を識別する境界線にある「人間によく似ているけど人間じゃないもの」は、死体だったり病気の人だったり「避けて通るべき」という認識が働く、というのは一理ある。ジャンプして超えるのか、谷のこちら側での普及を考えるのか。どちらにしても、あまり谷の中のゾンビを量産しないで欲しいというのが切なる願い。(2009.10.15)</dd>
</dl>]]>
    </content>
</entry>

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    <title>フレッドライクヘルド／究極の質問 - BLOG</title>
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    <id>tag:www.k-en.net,2009:/blog//2.306</id>

    <published>2009-06-20T00:00:00Z</published>
    <updated>2010-02-03T06:07:58Z</updated>

    <summary> 　「顧客満足度（CS;Customer Satisfaction）」という言葉、聞いたことある人も多いと思う。企業も利益ばかりを追求していてはダメだ、お客さんの満足が得られなければ、いずれお客さんは離れていき中長期的な成長は望めない、という考え方で、平たく言えば「世の中お金だけじゃない」という価値観が、企業の活動目的になってきたってことだ。 　ただ表向きは「これからは顧客満足が大切だ」と言いなが...</summary>
    <author>
        <name>K-EN</name>
        
    </author>
    
        <category term="BOOK" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
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    <category term="アンケート" label="アンケート" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
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    <category term="マーケティングリサーチ" label="マーケティングリサーチ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
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    <category term="顧客満足度" label="顧客満足度" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
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        <![CDATA[<p><img alt="DISNEY&PIXER ウォーリー・ダンシングフィギュア" src="http://www.k-en.net/photo/090620.jpg" width="540" height="270" border="0" class="center"/></p>

<p>　「<strong>顧客満足度（CS;Customer Satisfaction）</strong>」という言葉、聞いたことある人も多いと思う。企業も利益ばかりを追求していてはダメだ、お客さんの満足が得られなければ、いずれお客さんは離れていき中長期的な成長は望めない、という考え方で、平たく言えば<strong>「世の中お金だけじゃない」</strong>という価値観が、企業の活動目的になってきたってことだ。</p>

<p>　ただ表向きは「これからは顧客満足が大切だ」と言いながら裏では<strong>「世の中お金だけだ」と思ってる企業はたくさんある</strong>。だって彼らは、企業理念や事業目標こそは立派だが、その成果としては、「売上」とか「利益」とか「資産」とか「成長性」だとか、結局はお金しか見ていない。</p>]]>
        <![CDATA[<table class="jacket"><tr>
<td><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/427000147X?tag2=kenzweb-22" target="_blank"><img alt="顧客ロイヤルティを知る「究極の質問」" src="http://www.k-en.net/photo/090620b.jpg" width="140" height="200" border="0"/></a></td>
<td>顧客ロイヤルティを知る「究極の質問」<br/>
フレッド・ライクヘルド<br/>
</td>
</tr></table>

<p>　今日は話題を変えて、普段の仕事、マーケティング実務の話を少し。</p>

<p>　「<strong>顧客満足度（CS;Customer Satisfaction）</strong>」という言葉、聞いたことある人も多いと思う。企業も利益ばかりを追求していてはダメだ、お客さんの満足が得られなければ、いずれお客さんは離れていき中長期的な成長は望めない、という考え方で、平たく言えば<strong>「世の中お金だけじゃない」</strong>という価値観が、企業の活動目的になってきたってことだ。</p>

<p>　ただ表向きは「これからは顧客満足が大切だ」と言いながら裏では<strong>「世の中お金だけだ」と思ってる企業はたくさんある</strong>。だって彼らは、企業理念や事業目標こそは立派だが、その成果としては、「売上」とか「利益」とか「資産」とか「成長性」だとか、結局はお金しか見ていない。</p>

<h4>Point.1 - 定期的、定量的、客観的に測定する</h4>

<p>　お金しか見ないのは、彼らが拝金主義者だからじゃなくて、お金は極めて客観的で公平な判断基準だから。経済社会のほとんどあらゆるものやサービスは金額に換算できるから逆に金額の価値は誰にとっても等しく平等だし、企業を評価する基準として金額に換算する手法はほとんどあらゆる企業が行ってるから比較も簡単、便利。<br />
　それに比べて、顧客満足度って何だ？ そんな指標の測定方法は、会計の本にもファイナンシャルなんとかの本にも載ってない。帝国データバンクにも項目がない。金額と同じように、<strong>客観的で公平で、継続的に測定でき、だれにでもわかりやすい指標</strong>はなかなか見つからないし、見つけても普及、定着させにくい。</p>

<p>　この本で提唱されている<strong>NPS</strong>（Net Promoter Score;実効推進者指数）とは、そんな顧客満足度を数値化する方法論の1つで、顧客にアンケートを採って、推進者の割合から批判者の割合を引いたもの。最高 +100%から最低 -100%。<br />
　しかも<strong>推進者を上位2割、批判者を下位6割</strong>としてるので、単に評価者の割合をとるよりもずっと厳しい結果になる。例えば「普通」と答えた人が半分いただけで-50%。要は「顧客満足度なんて満点で当たり前、満点以外は認めない」くらいの姿勢だ。<br />
　「なんとなく満足って答えが多いかな」なんていう甘い認識でいると、一瞬で地獄にたたき落とされる。</p>

<p><img alt="顧客満足度調査アンケート" src="http://www.k-en.net/photo/090620c.jpg" width="540" height="180" border="0" class="center"/></p>

<p>　うちでも最近、顧客満足度が大事だ！と末端の従業員にまでCS推進ビデオみたいなのを見せているが、そもそも、うちの今の顧客満足度がどのくらいか、正確に把握してる人は誰一人いなかった。良いのか悪いのかもわからないから、改善すべきなのかどうかもピンとこない。<br />
　そこで、顧客アンケートを作成して、得意客300件くらいから得た回答からNPSを出してみたところ、<strong>驚愕の数値</strong>をたたき出して、そらまずい、なんとかせな、と急にわたわたし始めた。</p>

<p>　まずは数値化すること。その方法はいろいろあるけど、片っ端から試してみて、試行錯誤で自分のところに都合の良い方法を見つけること。いろんな方法はあるけど、このNPSはわかりやすくて覚えやすくて使いやすい優れた指標だと思う。</p>

<h4>Point.2 - 最優先の事業目標とする</h4>

<p>　例えば、あまり営業成績のふるわない営業さんがいたとする。その人はとても一生懸命仕事をしていて、いつも楽しそうで、お客さんとも仲が良い。けど、売上の取れないその人は、営業部全体の売り上げ目標からは足を引っ張る立場で、下手すると、一生懸命で楽しそうなのも、自分勝手で非協力的、効率が悪い、空回りばかりで学習能力がないとまで言われかねない。<br />
　ところが、顧客満足度を個人別に集計したら、その人があらゆる項目でダントツでNo.1だった。</p>

<p>　さて、この人をどう評価したらいいんだろう。その方法に対する事例はまだまだ少ないが、大事なのは、売上ばかり見ていたら全く評価されなかったその人にとって、顧客満足度の数値化が、評価が見直されるきっかけになったということ。</p>

<p>　経営会議やなんかで「顧客満足度が大切だ」と言ってみたところで、その上層部の熱いかけ声に対するスタッフの反応は、苦笑いや嘲笑だったりすることがよくある。「なんだかんだいっても結局利益が大事なんでしょ」と。その原因は簡単だ。利益でしか評価しないからだ。<strong>「顧客満足度を向上するよう努力すれば、いずれ利益向上にもつながる」という考え方すら古い</strong>。それだって、最終的には「利益」しか見ていない。</p>

<p>　顧客満足度を測定し数値化することの最大の目的は、それを金額と同レベルの（あるいはそれ以上の）事業目標にすること。単なる改善の目安にとどめちゃダメ。<br />
　「今期の事業目標は、利益前期比○％アップ<strong>と、顧客満足度前年比○％アップ</strong>とします」みたいに掲げる。で、利益○％アップした人にも、顧客満足度○％達成した人も、同額のボーナスで評価する。どちらを追求しても同様に評価されるから人それぞれ得意な方を攻められるし、人当たりのいい人が接客して信頼を得て、効率よく仕事する人が利益を確保するという良いチームワークも生まれるかもしれない。</p>

<h4>感性を数値化する、次世代の経営分析</h4>

<p>　と、ここまででマーケティングの専門書の取るに足らないささやかな応用事例の話を長々としてきたのは、ふと思いついたことがあって、この話は決して顧客満足度だけに終わる話じゃないなと。<br />
　例えば、ある製品Aが、それと同等の機能しかない他の製品Bより高いのになぜかよく売れている。で、いろいろ考えた結果、<strong>「デザインが良いから」</strong>と結論されたりする。けど、「デザインの良さ」ってその製品の価値のどのくらいを占めてるの？ AはBに対してどのくらい優れている？ もしかしたらAは過小評価されていてもっと値段を上げても売れるかもしれない。けど、それを測定する客観的基準がない。</p>

<p>　ない？<br />
　ホントにない？</p>

<p>　いや、もしかしたら、デザインや美的芸術的価値、情緒的価値といった感性を数値化する方法が、こういった手法の応用した先に、見つけられるかもしれない。</p>

<hr />

<table class="img_center"><tr><td><img alt="DISNEY&PIXER ウォーリー・ダンシングフィギュア" src="http://www.k-en.net/photo/090620.jpg" width="540" height="270" border="0"/></tr></td>
<tr><td>DISNEY&PIXER ウォーリー・ダンシングフィギュア<br/>
呼びかけると音に反応して踊ります。SO CUTE!!</td></tr></table>

<p>正直バカにしてたけど、そのあまりのかわいさにやられました。</p>

<p>とは、amazonのカスタマーレビューで見つけた言葉だけど、まさにその通りでした。勢い余ってフィギュア買っちゃうとは思わなかったけど。フィギュアなんて何が楽しいんだ？！と今まで思っていたけど全面的にゴメンナサイ。ただ、その最初の選択にして我が家唯一のフィギュアが、アキラやエヴァやスーパーカーや戦闘機でもなく、逆にベルやウッディでもないこの絶妙な<strong>中途半端さ</strong>が、とても自分らしいと思う。</p>]]>
    </content>
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    <title>鉄コン筋クリート - BLOG</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.k-en.net/blog/archives/20090603.html" />
    <id>tag:www.k-en.net,2009:/blog//2.305</id>

    <published>2009-06-03T13:12:23Z</published>
    <updated>2010-02-03T06:08:24Z</updated>

    <summary> 　GWにBSでやっているのをたまたま見つけて観直してみたけど、やっぱり良い映画だと思った。ただ、今回たまたま親も一緒に観ていて、いつもなら「なんだこれ」で済ませて寝入っていたはずなのになぜか興味いっぱいに観た後に、「結局何が良いの？」と改めて訊かれてちょっと困った。 　うーん。 　この映画の、何が良いんだ？ 　「蒼井優のタルい声」ではもうごまかせない、か。...</summary>
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        <name>K-EN</name>
        
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        <![CDATA[<p><img alt="鉄コン筋クリート" src="http://www.k-en.net/photo/090602.jpg" width="540" height="270" border="0" class="center"/></p>

<p>　GWにBSでやっているのをたまたま見つけて観直してみたけど、やっぱり良い映画だと思った。ただ、今回たまたま親も一緒に観ていて、いつもなら「なんだこれ」で済ませて寝入っていたはずなのになぜか興味いっぱいに観た後に、「結局何が良いの？」と改めて訊かれてちょっと困った。</p>

<p>　うーん。<br />
　この映画の、何が良いんだ？<br />
　「蒼井優のタルい声」ではもうごまかせない、か。</p>]]>
        <![CDATA[<table class="jacket"><tr>
<td><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000OCZAVI?tag2=kenzweb-22" target="_blank"><img alt="『鉄コン筋クリート』" src="http://www.k-en.net/photo/090603.jpg" width="140" height="200" border="0"/></a></td>
<td>鉄コン筋クリート</td>
</tr></table>

<p>　GWにBSでやっているのをたまたま見つけて観直してみたけど、やっぱり良い映画だと思った。ただ、今回たまたま親も一緒に観ていて、いつもなら「なんだこれ」で済ませて寝入っていたはずなのになぜか興味いっぱいに観た後に、「結局何が良いの？」と改めて訊かれてちょっと困った。</p>

<p>　うーん。<br />
　この映画の、何が良いんだ？<br />
　「蒼井優のタルい声」ではもうごまかせない、か。</p>

<table class="img_center"><tr><td><img alt="中之島と宝町" src="http://www.k-en.net/photo/090603b.jpg" width="540"  border="0"/></tr></td>
<tr><td>中之島 ／ 宝町</td></tr></table>

<p>　前に観たときには気付かなかったけど、この映画の舞台となっている宝町は大阪にとても良く似ている、と思う。<strong>川に囲まれた地形が中之島そのもの</strong>っていうのもあるけど、それよりも、未だに立ち食いの串カツ屋が軒を連ね、パチンコ屋からは軍艦マーチが流れ、飲み屋ではちんどん屋に遭遇し、微妙にゴミの散乱した人通りが多くもなく少なくもない商店街の中心には張りぼてのような見かけ倒しの通天閣がそびえ立っていて、<strong>街全体が誰が意図する訳でもなく自然発生的に昭和なテーマパークになってしまっている「新世界」</strong>の雰囲気と。そして、通天閣に登ると一番に目に飛び込んでくる、少しうらぶれたラブホテルの数々に、北と東と南をぐるりと取り囲まれた街並みが。</p>

<p>　「宝町の若いのは、みんなここで男になった」</p>

<p>　潰されるストリップ劇場の前で感慨にふける鈴木のこんなセリフに気付かされたのは、「そこ」はもしかしたら、例えば「こち亀」や「<a href="http://www.k-en.net/archives/2006/08/20.html">三丁目の夕日</a>」のような誰もが心温まる人間味豊かで下町情緒溢れる世界の、自然な延長線上に存在していたものだったんじゃないかと。それは連続する世界として確かに存在していたのに、そこで育ち、今は大人になった人たちが、思い出となったそれら世界を分割して、一方を「夕日町」に、一方を「宝町」にしたってことなんだろう。</p>

<p>　<strong>思い出がリアルじゃないのは、そうやって世界を分割して取捨選択してる</strong>からで、それは生きていく上でも大切な「学習」の基本なので否定はできないし、するつもりもない。けど、<strong>そんなリアルじゃない思い出で街を作ったらどうなる</strong>？ テーマパークだったら歓迎するけど、そんなテーマパークみたいな街に住めるのか？<br />
　一人の人が一生で触れる情報は極限られたものだから、できれば良いものばかり触れた方が良い。それはそうかもしれないけど、でも良いとか悪いとかは、過去に対してしか評価できない。今世の中で生まれ、生きている全てのものは、それが良いものなのか悪いものなのか、それが過去になってみないとわからない。逆に、良いものばかりに触れようとすると、結局は過去ばかりを求めることになってしまうんじゃないだろうか。</p>

<p>　<strong>現実とは、良いも悪いもわからないものが日々ぶつかり合って、闘って、生まれては死んでいき、常に大きく変化し続けるつかみ所のないもの</strong>だと思う。それは小さな細胞が日々生まれては死んでいきながら、個体として成長し、老いていく生命のように躍動的だ。</p>

<p>　大阪が面白いのは、キレイなファッションビルも、おしゃれな街並みも、煌びやかな電飾街も、小汚いオフィス街も、時代に忘れられたレトロな街も、全ての「現在進行形」が良いも悪いも無く、仲良く肩を並べていることで起こる、つかみ所のない躍動感が日々リアルタイムに感じられるところだと思う。</p>

<p>　そして、長くなったけど、この映画が面白いのは、そうした混沌とした世界の一端を確かに照らし、思い出に逃げようとする僕たちを捕まえて現実に引き戻してくれること。そして、そんな現実世界の溢れる躍動感を表現する、動きと、色彩豊かなアニメーションの斬新さだ。<br />
　と、結局こんな月並みな言葉しか出てこない自分が、ちょっと哀しい。</p>

<hr/>

<p><img alt="茶屋町 " src="http://www.k-en.net/photo/090426.jpg" width="540" height="270" border="0" class="img_center"/></p>

<p>　本日のメニューは、梅田MBSビル前の「アーバンテラス茶屋町」に入ってる「<a href="http://www.opefac.com/eve/index.htm" target="_blank">diner eve</a>」で五目野菜のナシゴレンランチ。実はその隣の<a href="http://www.global-dining.com/restaurants/guide.cfm" target="_blank">グローバルダイニング系イタリアン</a>に行くつもりが貸し切りだったので避難してきたんだけど、内装キレイ！テーブル席広い！ランチ安い！人いない！（笑）という訳で良いとこ見っけ。次は夏の夜のテラス席で決まりだね。</p>]]>
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