松下→フリー→アップルとキャリアを積むデザイナー西堀晋がプロデュースするカフェ.表は高瀬川のせせらぎと鬱蒼とした並木が涼しげな住宅街,裏は鴨川を五条大橋とともに望む絶好なロケーション.誰が発してもかわいらしく上品に聞こえてしまう京都弁で交わされる会話をBGMに,良い素材を贅沢に使った絶品サンドイッチをほうばる.うん,うまい.
僕みたいな貧乏症が直らない人にとって,こういうデザイナーズなお洒落カフェは,そのお値段によって入るのも頼むのもついつい躊躇してしまいがちだけど,実際頼んだものが運ばれてきた瞬間にすべて吹き飛んでしまうのが,つまり単に「お洒落だから」だけではない,流行っているお店たる所以なんでしょうね.
ちなみにお店というよりもギャラリー付きのカフェなので,「ものだけ見て冷やかして帰る」なんてことのできる雰囲気ではありません.少なくとも僕にとっては.どこかゆっくり見られるお店はないのかしらん.
先日なんとなくネットサーフしてて発見.もう数日早くその存在を知っていれば見に行ったのに...
結局,無垢材を使うにしても,あえてこういう路線で行くことになるような気がしてならない僕の将来.若者向けのかわいらしさ優先のデザインだからと言って安っぽい素材でコストダウンを図らずに,無垢材や高級ファブリックの本物志向でしっかりしたものを作ったりすると,売れるかどうかは別として,今までないデザインになりそうな予感.いや,それってすなわち西堀晋さんや小泉誠さんの魅力そのものなのかもしれませんが(汗.
しかし見れば見るほど僕の好み.特にこの椅子なんて,まるで僕のスケッチブックから飛び出してきたような...ん? ていうかそっくりそのまんまじゃん! うわー,完璧にしてやられちゃってます.偶然という言葉で安易に片づけたくなくなるくらい瓜二つ.そういえば,何かネタ元になった名作椅子か何かがあったような気はするんですが.
う~ん,見なかったことにして作っちゃっても良いでしょうか?(爆
と言う訳で,人生初の大阪に続き,中学の修学旅行以来の京都.訪問したかったお店がことごとく定休日という下調べの不足すぎ具合が明るみになりましたが,「そうだ京都行こう」の関東向けCMのイメージに洗脳されていたためか,実家からだと高山と時間も運賃も変わらないくらい近いということに初めて気付いたので,また意味もなく日帰りとかで遊びに行こうと思いました.
TRACKBACK URL:
http://www.k-en.net/blog3/mt-tb.cgi/4
サウンドオブミュージックついでです。 JR東海のそうだ京都いこうのCMは、BGMに、私のお気に入りが流れていました。 このCMシリーズ結構好きでした。 かって京都が好きで... 続きを読む
COMMENT
POST A COMMENT