無銘だからこそ そのものが持つ価値や魅力に気づくこともある

2010.02.03  

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北欧アンティークプレート
北欧アンティークプレート
¥1,680/pcs @ Antikaとモダン

 冷やかしのつもりでぷらりと立ち寄った、Antikaとモダン ハービス店で出会って一目惚れ。そのまま連れて帰ってきてしまったプレート。
 中皿を買ったのは久しぶりだけど、これで6枚目(いつもペアで買うので2枚ずつ3種類)。うちは独身男性の一人暮らしとは思えないくらい器が多いらしい(笑)。しかも手持ちの2種類の中間くらいのつもりで買ったけど、大きい方と同じサイズ、縁が小さいのでむしろ一番大きいお皿として活躍してる程度に、うちの買い物には計画性がありません......。

 別にこれといってなんてことはないプレートだけど、そのなんてこと無いところがいいんですよね。
 デンマーク産だからっていうひいき目はあるけど、中古品で、ちょっと傷になってるのがかわいい程度に美品として残ってるのも前の持ち主が大切にしてたのが伝わるし、この量産品なのに色柄が揃ってない微妙な表情で、それで「ノーブランドだから」という理由でお手頃な値段で追いやられているのを見ると、かわいそうで連れて帰らなきゃ行けない気になってしまします。
 もしかしたら、捨て猫に出会ったら無視して帰ることのできないタイプなのかも。今まで捨て猫に出会ってないのは幸いか......。

 アンティークは一期一会で、これだ!と思ったときに手に入れなければ次はない。だから常にどんなものが欲しいかアンテナを張って、出会ったときにはすぐ手に入れられるよう準備しとかないといけない。求めなければ出会いのチャンスは素通りしてしまうし、チャンスが訪れたらそれを逃さないように捕まえないといけない。まさに人と人の出会いのように。そんな出会いで自分の生活を作っていくのが、アンティーク集めの面白いところかなぁと思います。

ビーフシチュー

 そんなお皿に載っかったベストご飯がこちら。奮発した国産黒毛和牛のバラ肉をさっぱりソースで煮込んだビーフシチュー。さらさらだから、シチューというよりスープに近いけど。

 レシピは「ビストロ仕立てのスープと煮込み」。無添加だけどあまり特別な材料を使わない。シンプルな素材をシンプルな方法で作る本格煮込み料理がいっぱいで、一見簡単そうなのにやってみるとなかなかうまくいかないところも気に入っている一冊です。

 最近は幸いにも時間がいっぱいあるので、こんなスローな生活を取り戻しつつあるけど、よく考えたら学校に行ってたときはまるっと2年は働いてなかったわけだから、たかだか1ヶ月働いてないだけで焦る必要はないのかな、と思い始めた今からが、もしかしたら本格的スローの始まりかなーと思いながら、新しい生活の準備中です。

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