サイドテーブルFOLIOのセミオープン扉にようやくステーが付きました．もともととても弱い造りになっていて，まぁ自分で優しく使う分には問題ないだろうと思っていたんですが，光栄にもロビーに展示していただけるという憂き目に逢って，若干割れが走ってしまうほどのダメージを負ってしまったために，早々に撤去して補修した次第です．
閉じると左みたいな感じです．単純に麻ひもとか革ひもで「張るだけ」にしなかったのは，閉じたときに弛んだ紐が閉じる扉を邪魔しないようにとの配慮です（見た目の問題ではないのよ，閉じたら見えないから）．結局取って付けた感は色濃く残っていますが，実際取って付けたんだからヨシ．ガラスビーズは無駄なこだわりです．買ってから，こんな衝撃加わるところにガラスなんて何考えてるんだ！と思ったけど，案外丈夫なのでヨシ．もう一回り大きいのでも良かったかなぁ．
というわけで，蝶板も，ステーも結局自分で作る羽目になりました．ホントは使えるものならば市販の金物を使いたいんですよ．けど，デザイン上の好みよりもむしろサイズの問題が大きくて使えるものが全然無い．それってやっぱり，こんだけ小さくて薄っぺらい木工家具が非常識ってことなんでしょうか．
9x12x44mmの材に1.2mmの穴を開けるとか．2.8mmの穴と6mmのザグリを入れるとか．こういう細かい仕事は結構好きだったりするんですけど．
今思ったけど，ガラスビーズの先は醜いカシメで留めなくても，ワイヤーで結び目を作るだけで十分だったかも．抜けないか，十分な強度があるか，今度試してみよう．
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