「捨てる」っていうのは「過去と決別する」ことのメタファーかも

2011.08.24  

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ごみ

もう一ヶ月くらい前になるけど、
引越ししました。

先週ようやく新しい大きな家具を入れて何となく部屋らしくなってきたかな、
というところなんだけど、いやー、捨てた捨てた。
地球の前に市役所に怒られそうな勢いで。

引越の前から、毎週45Lのゴミ袋で5袋くらいの量をコンスタントに出し続けたけどそれでも追いつかず。
物置がわりの棚の荷物を引っ張り出してみたら九割ゴミだったとか
(ゴミを大切に保管していたのか...わざわざ棚まで買って......)、
運び出した段ボールを新居で開けてみたら全部ゴミだったなんていうのもザラ。
(引越のお兄さんにゴミを運ばせていたなんて、ホントにゴメンナサイ......)

いや、違う。

運んだときは、それは「宝物」が詰まった箱だったんだ。

けど、その「宝物」は、「覚悟」を決めた瞬間にゴミに変わったんだ。

その「覚悟」とは、ちょっとおおげさに聞こえるかもしれないけど、
過去と決別して新しい道を歩む覚悟。
決して後ろを振り向かない誓い。
今まで学んできたことは身についているはずだから、
ここから先は一人で歩いても大丈夫だと、自分を信じる行為。

それは、本とか、カタログとか、仕事で使ってた資料とか。

中には、仕事に役に立ちそうなものがいっぱいある。
今は必要なくても、いつか必要になったら手に入れにくい貴重な資料ばかりだったりする。
まだまだ勉強不足で、いつか勉強しなきゃいけないと思って持っている。
そういうものって、持ってるとそれだけで安心する効果もある。

だから捨てた。

ものを持たないのは、とても不安なこと。
...今あるもので十分なのだという考えは、自分に対する自信とも言えそうです。」
ものを捨てる勇気 無印良品の家 住まいのかたち コラム

「捨てる」っていうのは「過去と決別する」ことのメタファーじゃないかと思うんだ。

さっき、覚悟を決めたから捨てたと書いたけど、
逆に、捨てることで覚悟を固めることができたのかもしれない。

覚悟がないから、自信がないから捨てられない、じゃなくて、
捨てることで覚悟や自信を自分に示してみたらどうだろう。

変わるのは、いくつになっても怖いことだけど、
でも変わったのは事実。

変化だけじゃ、それは成長でも進化でもないけど、
覚悟や自信が伴えば、それは成長になるんじゃないかな。
ステージが上がった、とも言えるかもしれない。
上がったステージからは、降りる必要なんて無いんだ。
このステージで要らないものは全部すてて、身軽になって新しいステージで活動しよう。

CD
iTunesで聴く習慣ができたので、CDは全部捨てた。ようやく時代に追いついたかなw

旧居
ツワモノドモガユメノアト。お世話になりました。


というわけで、新しい生活と、新しい人生のスタートをここに宣言して、
とりあえず新生活の部屋作りでたまったネタを書き綴っていこうかなと思います。
(あんまり変わってないw)

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