2006.05.11  

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収納研究 エスキース 今日は「収納研究」での成果,じゃなくてスケッチをお見せします.
 というのもね,自分で言うのも何ですが,描いててふと感心してしまったんですよ.あれ? やたらスケッチが上手くなった,ような気がすると.

 いや,まだまだ全然,人に見せられるようなレベル,実務エスキースレベルには程遠いのは重々承知の上ですが,それだけ以前のスケッチは酷かった.それが突然変異的にスキルアップしたのは,やっぱり授業でパースの基礎体力が鍛えられたこと,それに「彩色」をするようになったことが大きいように思います.
 ほら,拙いスケッチも,例え淡いウォームグレイだけでもマーカーを施してみるとあら不思議,とたんにそのスケッチのリアリティが激増します.線も,例え1本1本は拙くとも,極力直線は真っ直ぐに,角は尻切れよりもはみ出す勢いできちんと接続し,パースを意識してカタチを正確にトレースしようと心がけることが,パッと見の「絵のうまさ」よりも大切であることなど.
 これってそう言えば,中学校の理科での「スケッチの描き方」で聞いたこととよく似てるように思います.

収納研究 エスキース デザイナーのスキルって,まず「絵のうまさ」ありきだと思います.カタチを創るデザイナーにとって,自分の思い描くカタチを正確に表現する手法,カタチを紙とペンで素早く外部に出力する手法があればこそ,多種多様なカタチを短時間のうちに生み出して,より美しいカタチを探し出すことができる.逆に絵が上手く描けないと,何枚スケッチしても同じような線しか生み出せず,バリエーションが乏しくなるだけでなく,いつまでも自分の求める線に到達できず,描いててイヤになってしまうと言う悪循環.

 そんな話を聞くにつれ,やっぱりいつまでも落書きみたいな拙いスケッチばかり描いてないで,ゆっくりでも確実に,キレイで正確なスケッチが描けるように,スキルアップしていかなきゃなと.とりあえず今の実力をここに記録しておきます.

 いやしかし,トイレバスとか適当すぎ(笑).実際にもともと戸建ての一部屋を想定した課題の範囲外のことで,ワンルームアパートにしようと描いてみたけどキッチンが配置できなくて頓挫したという,落書き以外の何ものでもないけど.
 そういえば昔っからテストの答案に落書きするのが大好きで,見直ししないからと落書き禁止令が発令されたこともあったのを思い出しました.小学校4年生の時ですが.

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