うちの学校にもちゃんとCADの授業があって,基礎だからそれこそJW-CADで適当にお茶を濁して終わりかなぁと思ってたんですが,事務のお姉さんに訊いてみたら,導入されてるシステムは「ライノセラス」って言うんだそうです.
知らん.全く聞いたことありません.と言う訳で調べてみたら,カーデザイン,プロダクトデザインの現場でコアな人気のある,写真と見まごうクオリティのレンダを吐き出す高性能ソフトであることを知って頭が下がりました.伊達に高い授業料払ってる訳じゃないのね.
通常ライセンス料は30万円.これが学割だと10万円.買って買えんこともない,と思わせてしまうお値段は明らかに罠ですが,公式サイトにはその罠へ導くための驚くべき効果的「エサ」が置いてありました.その名も「評価版」.
やっぱり,「神はディテールに宿る」の言葉通り,柱とか梁とか,窓のサッシとか,打ちっ放し壁の凹凸とか,幅木とか,照明とか,その他建具や家具とかのディテールをちゃんと作り込んでいかないと,リアリティは出せっこありません.けどそうすると今度はレンダ時間が銀河の彼方へ鰻登りです.だからそれを回避するための「ごまかし」テクはもはやこの業界では当たり前なんだけど,何となくそれを覚えるのは気が引けるんですよね.僕は家具デザイナーであってCGデザイナーじゃ無いんだから.
とか言いつつ,ここ何日か,ずっと引き籠もりっぱなしで弄り倒してるのは内緒です...
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