あと数日で収監されるジェームスブラウンフリークのヤクザの親分が25年前に生き別れたままになっている娘に会いに行き,弟分たちは親分のためにジェームスブラウン拉致を決行したらそっくりさんと間違えて,娘は娘でテーマパークのイベントとしてそっくりさんショーをプロデュースしようとしてたりして,良くもまぁ考え付いたハチャメチャ(死語)なプロットをパッチワークのように巧に繋ぎ合わせて,濃くて魅力あるキャラクターを短い時間で描ききって,熱血ストレートな笑いとインテリブラックな笑いを絶妙なバランスでブレンドして,最近流行の家族愛で泣き落とし作戦で締め,完成度の高い娯楽邦画作品に仕上げちゃったのはやっぱり流石の井筒監督.
でも最後のオチは,今までの泣き要素が全部消し飛んじゃうのでやりすぎだと思います.監督の高笑いが聞こえてきそう.「あんなんが泣き所なわけないやろ.」
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